2015年5月10日日曜日

CF撮影舞台裏




職場がお世話になっている、ある会社のコマーシャル フィルムの撮影を行いました。わずか30秒のCFということですが、撮影には2日間を費やし、最終日は深夜にまで及び、こんなにもたくさんの作業量があるとは思いもしませんでした。

これが30分番組だったり、2-3時間の映画作品だったりすると、どんなことになるのでしょうか。本当に大変な作業です。




CFにはFormation Flightの映像を使うそうです。飛行経路やFormationの形態などを入念に打ち合わせをします。




「いや、そこはこうした方が・・・」

打ち合わせは続きます。




私はT-6の右翼を飛行することになりました。位置を確保する目安を覚えます。




CF撮影舞台裏




こちらはPitts S-2S。帰国してからは毎日作業。1週間かけて、ようやくAnnual Inspectionを終えることができました。




しばらくOpen Cockpitで飛行していました。Canopy Railの可動域が狭く、また動きも滑らかでなく、いつも不満に思っていたところでした。今回、思い切って交換することにします。




Open Cockpit状態で200MPH+で飛行して大丈夫なのか心配でしたが、問題はありませんでした。利点は、緊急脱出もCanopyを開ける手間が省けること、そして軽量化。欠点は、空気抵抗が大きく、水平飛行で15MPHほど速度が低下することです。




複葉機にはOpen Cockpitが似合います。でも、飛行性能の確保や、冬の季節や10,000ft MSL以上の高度での飛行などを考えると、Canopyは必要でしょうか。仕方なく部品探しを継続します。




2015 Air Show Routine(の一部)

まだ迷いが見られます。練習続行。

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