3月中旬。年に一度の休暇に、村田まこさんがKing Cityにいらっしゃいました。とても嬉しいです。
まだ時折雨雲がやってきますが、もうすっかり春です。今日の天気はご覧の通り。
風も穏やか。
実は、村田さんはプライベートでは自動車のレースをされていらっしゃいます。飛行機に乗るのなら、やはり限界まで飛んでみたいとのことです。納得です。
あの黄色いのは菜の花ですね?
<動画> タンブル (アウトサイド)
村田さんがが360度カメラを持参してくださいました。このような速い動きでは画面の端が歪んでしまいますが、復習にとても便利です。
タンブル(Tumble)の定義は、機首を当初の進行方向から90度弱まで横へ向け、飛行機を機首下げや機首上げの方向に、ピッチ方向の回転運動をさせるというものです。私の技量では、ご覧のように開始から2回転が限度で、その後はアップライトのスピンになってしまいます。開始後、飛行機は放物線を描きながら落ちていきますから、その放物線に沿って精確に機体横軸を合わせることが必要なのでしょう。
<動画> Rob Holland "Inside Tumble"
数年前までは、タンブルとはアウトサイド タンブル(機首下げ方向のもの)が常識でしたが、Rob Holland氏が彼の改造型MXSでインサイド タンブルを完成させて、人々を驚かせました。Extra 300LやPitts Specialではどうやっても上手く行きませんが、諦めずに研究を続けたい飛行です。
お帰りなさい!嬉しそうな笑顔に、私も嬉しくなります。
3月というと、なかなか競技会の予定と重なりませんが、いつか試していただきたいです。レースの活躍も楽しみにしています。
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