2020年9月6日日曜日

MEIに挑戦 3

まとめると・・・

初めての飛行機、DA42 Twin Star
初めてのディーゼルエンジン
未経験のGarmin G1000グラスパネル
2011年以来の計器飛行と夜間飛行
1995年の資格取得以来の多発飛行機

少し不安要素が多い気がしますが、誰でも初めてのときは初心者です。




MEIの試験で確認されることは、大まかに言えば、多発飛行機に関する講習が行えること、飛行訓練を当該機で適切に、安全に行えることです。「お前がこれまで受けてきた、どんな資格よりも簡単だぞ。」とCrhisさん。うーん、そうは思いませんが・・・。訓練は4日間、5時間のシミュレータと5時間の飛行訓練で、見積は$5,000だそうです。

多発飛行機に関するシステムや航空力学、そして片方のエンジンが停止したときなどの非常時の取扱いを学び、DA42のチェックアウトを完了させます。装備されているG1000の取扱いも学ばないといけません。

これらを全て仕上げ、インストラクターとして訓練を提供できるまでにと考えると・・・。DA42にすでに乗り慣れていて、現地の空域も熟知していれば可能でしょうが、私には4日間での完了はとても無理です。

でも5日間あれば何とかなるか・・・。では、5日間の訓練、そして6日目に試験という計画で予定を立てます。




2週間後の出発まで、多発飛行機のおさらい、IFR(計器飛行方式)、FAR(航空法規)、そして多発飛行機に関するレッスンプランの準備を行います。



X-Plane 11
まるで現実世界のように見えますが、PCのフライトシムです。


そして便利なのがX-PlanePCベースのフライトシム。https://www.x-plane.com/)です。「なんだ、ゲームじゃないか」などと侮ってはいけません。Cessna 172SBoeing 737など、付属している機体は実機さながらに再現されています。

そこに追加で購入した、6人乗りバージョンのDA62をアップロードして練習をしました。飛行特性はほぼDA42と同じ。とても役に立ちました。



G1000を装備した、X-Plane 11のDA62の計器盤


画面内のS/W(スイッチ)やC/B(サーキットブレーカー)はほぼ全てがマウスで操作が可能で、現役の旅客機飛行士も練習に使うほどの正確さを誇ります。G1000の予習もでき、とても助かりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿