2016年7月26日火曜日

日本へ里帰り 1



10月、日本航空学園能登キャンパス主催の航空祭で曲技飛行を行うことになっていますが、日本で機長として飛行するためには、航空身体検査の更新と、特定操縦技能審査に合格していなくてはなりません。10月に日本に移動した後、速やかに行動するためには、今のうちにできることを行っておくべきでしょう。7月5日、日本に向けて出発です。



SFO発、KIX(関西国際空港)行き。飛行機はBoeing 787です。最新鋭の飛行機は客席にも最新の設備であふれています。窓に遮光板はなく、代わりに窓の明暗の調節S/Wがありました。




!!

どういう仕組みなのでしょうか。ボタンを押すと、透明だった窓が暗くなっていきます。昔見たTVドラマ、「ナイトライダー」でナイト2000がこのようなガラスを装備していましたが、現実にこんなものがあるとは驚きです。




United AirlinesのB747-400と、ANAのB777-300。




全ての窓を暗くすると、意外にも機内は真っ暗になります。ぼんやりと青く見える外の光が、機内を不思議な雰囲気にしていました。Nice!




徳島上空。もうすぐKIXです。ただいま!




到着翌日。今日はこれから仙台へ行きます。航空身体検査をしてくださる、渡辺氏の病院へ向かいます。




東北新幹線。最近はみんなこのような形のようです。




新幹線は速くて快適ですが、もう少し時間があれば、青春18切符でのんびりと旅行をしてみたいと思いました。




福島駅で一休み。ももりんと記念撮影。




仙台空港に駐機している、渡辺氏所有のPitts S-2C。とてもきれいな飛行機です。




大切に使わせていただきます。10月がとても楽しみです。




渡辺氏が共同所有するFA-200。この飛行機も同時期に能登空港に向かいます。賑やかになりそうです。




神奈川の実家に戻り、今日は近所をサイクリング。朝から夕方まで自転車で走り回っていたあの頃を懐かしく思い出しました。




お土産も購入。




日曜日。今日は富士川滑空場で特定操縦技能審査です。皆さま、お世話になります。




C-172に乗ったのは何年ぶりでしょうか。特別な技量がなくても飛行できる、素晴らしい飛行機です。




三保飛行場に着陸。滑走路の端が砂で埋まっていたり、滑走路を使ってR/C機で遊ぶ方がいたり、滑走路横に車が駐車していたりと、何とも不思議な管理体制です。自身で安全を確認して、自己責任での運航です。




山梨の日本航空学園にご挨拶に伺いました。ここに最後に訪れたのは、1993年秋の搭乗訓練。就職先も決まらず、またどこにも見当たらず。しかし不思議と不安はなく、飛行機の夢が私を支えてくれました。




航空学園仕様の自動販売機。




離陸していくモーターグライダー。




訓練がんばってください!




夏らしい雲がうれしいです。いい思い出になりました。

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