2020年9月。Covid-19の影響を受けて、3月中旬の飛行訓練を最後に閉鎖していたTutima Academy of Aviation Safetyを再開しました。
CA州では、飛行学校は食料品店や薬局、ガソリンスタンドなどと同様にEssential Business(人々の生活に必要な、重要な業務)と認識され、レストランやバーなどのような制限を受けずに通常の業務ができます。4月には事業を再開していた同業者もいましたが、しかし我々は再開にはまだ様子を見たいと、閉鎖を続けました。
春が過ぎ、夏になり。まだCovid-19の影響はありましたが、しかし消毒など注意を徹底すれば十分に防げることも判りました。Tutima Academy of Aviation Safetyも再開です。
お客を迎える準備です。まずは掃除から。
ふう。きれいになりました。
Pilot Loungeを含め、Tutima Academy of Aviation Safetyに入るための約束事です。
Tutima Academy of Aviation Safety Site Rules
✓ ロビーには最大3人までの入室を認めます。
✓ マスクの着用が必須です。
✓ 手洗いと消毒を徹底しましょう。
✓ 他人と6 feet(約1.8m)の距離を保ちましょう。
✓ 病気かなと感じたら、家で待機しましょう。
以上です。
しかし、世の中には持論を振り回す方も多いようで。
「Covid-19はただの風邪(?)だ。」
「マスクは効果がない。」
「マスク着用のお願いは了承した。しかし着用は拒否する。」
申し訳ありませんが、議論の余地はありません。ルールはルールです。以上を守って頂くことを条件に入室できます。ご協力をよろしくお願いします。
私が幼稚園のころ、「風邪をひいたら、人にうつさないようにマスクをする」、「せきをするときは手で覆う」などと習いました。私はそれが世界の常識だと思っていました。
しかしそれは日本国内でのことだったようで、昨年までマスクをするという心遣いは米国の人々にはなく、作業員や医療関係者を除いて、病気でもマスクをする人は誰もいませんでした。クラスメイトは風邪をひいてもお構いなしに教室でせきをしていましたし、私はカルチャーショックを覚えました。
それがCovid-19を通して、米国でここまでマスクが徹底されるとは、私も驚かされました。州によって違いはあるものの、CA州ではマスクをせずにお店や施設に入ることは許可されず、外を一人で散歩する人もマスクをするほどです。先日、近くに人がいなかったため私はマスクを外して外を歩きましたが、今度は私が人々から怪訝な目で見られてしまいました。
感染者数、死者数も非常に多く、医療だけでなく、政治的にも混乱が続くこの国ですが、このUSAという国の強さも見たように思います。私も一緒に乗り越える努力をします。
クラスルームのセットアップです。
こんな感じでいいかな?
Extra 300Lの試験飛行と練習飛行に向かいます。3月以来の曲技飛行。真夏で気温も高く、しかしこの暑さにも慣れていかないといけません。マスクをしたままの飛行がどう体に影響を与えるのか、それも確認します。慎重に、徐々に体を慣らしていきます。
マスクをしながらの飛行でしたが、特に問題はありませんでした。
楽しかった! ありがとう、Extra 300L。
Tutima Academy of Aviation Safety、再開の準備ができました。
おはよう、King City。
今日も暑くなりそうです。
訓練にいらした以下のお客から、掲載の許可をいただきました。Tutima Academy of Aviation Safetyにお越しくださり、ありがとうございました。
海兵隊でOspreyの飛行士を務めるジョンさん。
アイダホ州からいらしたデヴィンさん。元プロのスキー選手です。
最後には笑いながら曲技飛行をしていました。
おはよう、Extra 300L。ごきげんいかが?
ナショナルガードでF-35に乗るスコットさん。
将来は曲技飛行機を手に入れて、競技飛行やエアショーに参加したいそうです。
楽しみです。
今日もいい1日でした。おやすみなさい。
寒くなったり、暑くなったり。山火事の煙が戻って、また視界が悪くなったり。
でも11月になって、秋らしい、静かな空気になりました。
元は空挺部隊に所属(!!)していたジェシカさん。
今はビジネスジェットで世界中を飛んでいます。明日もよい飛行を!
Pitts Specialの訓練希望もあり、12月からはPitts Special S-2Bが訓練に加わりました。
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