さあジョーンズタウンへ出発です。深夜に部屋を出て、早朝のサンホゼ発の飛行機から3本乗り継ぎ、ピッツバーグ到着は夜22時前。総飛行時間はともかく、まるで国際線のような長時間の行程です。そして機内や空港内でずっとマスクをしていたためか、頭痛で辛い・・・。
レンタカーを2時間運転し、日付が変わり、やっとの思いでホテルに到着しました。あまり寝付けないまま、とにかく横になります。おやすみなさい。
Day 1 Chrisさんの心遣いで初日は午後から座学です。ここで、MEIの試験でもIAP(Instrument Approach Procedure、計器進入方式)のデモンストレーションが必要なこと。そしてIAPをSingle Engine(片方のエンジンを停止させた片発状態)で行う必要があると判りました。
さあ困りました。実はX-Planeで計器飛行の練習をしたのですが、9年の空白は予想以上に長く、衰えた技術は回復できませんでした。明日はIPC(Instrument
Proficiency Check、計器飛行の知識や技術の再確認)の完了を目指します。予習をして眠ります。
Day 2 DA42の操縦席を模擬したRedbirdシミュレーター(https://simulators.redbirdflight.com/)で、午前と午後の2回飛行しました。合計6時間の訓練の後、合格のサインはいただきましたが、実情は私自身がよく判ります・・・。部屋に帰り、深夜までまた復習と予習を行いました。
Day 3 ようやくDA42の飛行に入ります。5日間設けた訓練日程で今日で3日目。この様子だと、予定の期間での完了は難しそうですが、「Just
do it」です。とにかくやってみます。
昨日のシムで少しだけDA42とG1000の取扱に慣れました。しかし、実際に飛行しながらとなるとどうしても2歩3歩遅れます。まだ外の景色が見えるからいいものの、これでIMC(Instrument meteorological conditions、計器飛行方式が適用される気象条件。霧や雲の中での飛行など)となると、今の私にはお手上げです。
DA20-A1「Katana」のように、DA42の優れた視界と高い飛行性能に感動しましたが、ピッチ方向の静安定が少し足りず、高度の維持に苦労させられました。これはDA42の特徴の一つだそうで、確かにDA20-A1も似たような飛行機でした。
他にVmca Demonstration(臨界発動機の出力を下げ、反対側の発動機を全開にしての実演)や、片側のエンジンの停止と再始動を行い、空港で離着陸を何度か行いました。1時間半くらいの飛行でしたが、曲技飛行をしていなくても、訓練なら同じように疲労もあるのだと、改めて思いました。
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