2018年1月6日土曜日

あけましておめでとうございます




クリスマス前に風邪をひいて、気が付けば、元旦を1週間も過ぎてしまいました。
遅れましたが・・・


新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。




そして、REDFOX Airshows – 2018 Japan Tourの更新情報です。

当初4月から11月までの7か月間、最大12か所の各地のイベント会場でパフォーマンスフライトを行う計画でしたが、残念なことにメインスポンサーが降板し、計画を大きく見直さなくてはならなくなりました。

今回は実現させることを第一に、期間を9月から11月末までと短縮、最大6か所で、最大12回のパフォーマンスフライトを行うことを目標にします。

資金はクラウドファンディングを通して、皆さまから寄付を募る形で行います。総額は800万円。これで米国-日本間の往復の機体輸送費や、機体維持管理費、全てのパフォーマンスフライト費用、そして私自身の滞在費用が用意できます。

1月中にクラウドファンディングを開始します。皆さまのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。



Pitts S-2Sは冬季整備を続けています。今年は上側主翼の羽布の張替作業が主な項目です。




220 MPHでのフルエルロンでのロール、160 MPHでのアクシデンタルなスナップロール(!)など、今年も激しい飛行にさらされましたが、各部に異常は見られません。




重量およそ180 LBS(約80 Kg)の上側主翼。それほど重い部品ではありませんが、取り扱いはいつも緊張します。




内部にはまだ溶剤の匂いが残っていました。




過去15年の間、この飛行機はAdvancedやUnlimitedの競技飛行や、エアショーでも激しい飛行を行ってきました。しかし、内部はワイヤーの極わずかなゆるみが見られただけです。Wolf Pittsの主翼は信じられないほどに強靭です。




Good!




唯一問題があるとすれば、それは主翼中央に内蔵されたスモークオイルタンクです。小さな穴が開いていて、漏れが見られます。悩みましたが、いろいろと問題があるこのタンクは取り外すことにしました。木工作業の専門家に依頼します。




Stinger Gear+4 inch Wheelの尾脚は軽量でしたが、信頼性に劣り、地上での取り扱いに気を使いました。まだ試作段階ですが、およそ写真のような形に変更します。




主翼が戻ってきました。・・・何と美しい仕上がり!
タンクが外され、約2 LBSの軽量化です。




羽布の作業を開始します。3月の試験飛行を目指して、孤独な作業が続きます。