2018年2月13日火曜日

クラウドファンディング 近況報告

1月中に開始を予定していた、「REDFOX Airshows - 2018 Japan Tour」のクラウドファンディングによる支援金募集は、現在いくつかの問題に当たっています。計画が遅れていますことをお詫びします。

プロジェクトの発表において、「何々のイベントへの参加を予定」では難しく、参加と日時が決定しているイベントのみでプロジェクトを制作することが求められました。参加が確定している「日本航空学園能登キャンパス航空祭」のみで計画を再設定しました。

再計算した予想必要経費は 3,456,989円 。これには機体の米国カリフォルニア州-石川県輪島市能登空港間の往復の輸送費、機体使用料、能登空港着陸料、私と地上スタッフの交通費と滞在費など、必要な全額が含まれます。さらに、クラウドファンディング会社への支援金支払手数料の 777,442円 を含むと、希望する支援金の合計は 4,234,431円 です。

私と地上スタッフへの報酬はなしとする完全なボランティア活動ですが、さらに必要経費を下げるために、いくつか自己負担分を増やすなど、難しい判断もありました。でも、その努力の結果と、日本航空学園様による格納庫の無償提供というお力添えもあり、少しずつ理解されやすい金額に近付いたように思います。

日本での活動可能な期間は9月下旬から11月末というところです。その間に参加可能なイベントが決定したら、「ネクストコール」というシステムで追加支援を発表し、またはイベント開催者に出資をお願いするなど、可能な限りの参加を行います。イベントの開催地にもよりますが、1つのイベント追加に必要な追加費用は約40万円から60万円というところです。

ただ、このプロジェクトの発表時点では、1回のイベント参加での支援金募集となることには変わりありません。募集期間内で支援金が目標額に到達すれば成立。到達しなければ不成立、計画はキャンセルとなります。そもそもプロジェクトの発表が可能なのかも不透明で、まだまだ問題が数多くあります。

皆さまの笑顔に会えることを楽しみに、今は解決に向けて交渉を続けます。





さて、1月下旬から2月上旬まで、急庫UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビへ、Red Bull Air Raceに参戦する室屋義秀選手率いるTeam Falkenの整備のお手伝いに向かいました。初戦のみの参加ですが、チームの一員としてがんばります。





サンフランシスコ空港-ドバイ空港はA380で16時間+でした。西海岸との時差は12時間。もう今が何日なのか、何時なのか判りません。





さらに日付が変わり、アブダビのホテルに着きました。





Red Bull Air Raceの特製チョコレート。おいしい。





バスタブ付き! しかし、お湯は40℃程度とぬるく、一度入っただけでした。





チームのユニフォームをいただきました。





では、空港へ出発!





レース機は空輸された後、トラックで格納庫まで運ばれてきました。





慎重に機材を運びます。





インタビューを受ける室屋さん。





常に満員のレッドブルドリンクの冷蔵庫。1日12時間労働には欠かせません。
ちなみに、Team Oracleの12時間勤務は単なる「Half Day」です。





レースアナリストのBenjamin曰く「すごく速い。いい仕上がりだ。」だそうです。楽しみ。





ホテルのレストランは食事がとても豪華でした。





おかわりです。おいしい。





レースに向かうKirby Chambliss選手。どうぞよい飛行を!





練習中から素晴らしい速さを見せたMike Goulian選手が優勝しました。おめでとうございます。





室屋選手は惜しくも2位でしたが、素晴らしい飛行でした。おめでとうございます。





12日間の滞在で久しぶりに外の景色を見ました。





搭乗です。UAE、いい思い出をありがとう。





A380だからでしょうか、日本の映画もいくつかありました。





「ねむり姫」。夢の中で夜空を飛ぶサイドカーがすてきです。





ホテルを出てから30時間。電車と汽車とバスを乗り継いで、キングシティーに到着しました。





Photo: Ⓒ Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

室屋選手とTeam Falkenの皆さま。改めて、初戦の2位の獲得おめでとうございます。今後のご活躍を楽しみにしております。


こうして、仲間の手助けができることは嬉しいことです。また連絡ください。