2016年2月29日月曜日

スカイダイビングに挑戦! 1



曲技飛行を行う多くの方がそうですが、今回Pitts S-2Bの訓練にいらした鐘尾さんも、まだスカイダイビングの経験はないそうです。訓練とPitts S-2Sの作業が一段落して、去年9月に飯島さんとお邪魔した、Skydive Monterey Bay (http://www.skydivemontereybay.com/) に向かいました。




ずっとKing Cityで仕事&整備作業でしたから、久しぶりに外に出ると嬉しくなります。青い空、緑の大地。いい気分です。




書類に情報を書き込みます。何ページもあって時間がかかりました。




時間まで、サッカーのゲームで遊びましょう。




        鐘尾さん: スカイダイビング初めてなんです。
        インストラクター: 本当?僕もだよ。




この方はウィングスーツで挑みます。格好いい。




上空へはKing Airで。第一陣は18,000ftまで上がる方々です。




鐘尾さんは15,000ftで、2回目のフライトで上がります。このバスでDrop Zone(スカイダイバーが着地するところ)まで向かいます。




冬だからでしょうか、参加者は9月よりも少ないです。東京よりは暖かいとしても、気温は地上で約15度C。1,000ftで2度Cから3度C下がるとして、上空15,000ftで・・・寒そうです。




到着。風が強いです。




「あ、飛び降りた!」
「おおー!」




最初は撮影係の方々が降りてきました。






興奮が伝わってきます。




皆さん楽しまれたようです。




次は鐘尾さんの番です。行ってらっしゃい!

2016年2月22日月曜日

Pitts S-2S 整備作業 7


ボスの飛行機の塗装が一段落し、Paint Boothが空きました。Primer(下塗り)の塗装をします。




GOOD!
しかし反対側は・・・。




・・・垂れてしまいました。塗った直後はよかったのですが、一度流れ始めると、雪崩のように進んでいきました。塗装はまだ自分には難しいです。でも、Sandingをして修正できる部分ですので、これも勉強です。




2日後。Primerも十分に硬化しました。機体を外に出して、Sandingを行います。




Pittsの曲技飛行訓練にいらした鐘尾さんも手伝っていただけました。応援ありがとうございます。




Sanderで慎重に、平らに仕上げていきます。




・・・




・・・何か変ですか?




風が強いですが、削った粉を吹き飛ばしてくれるので助かります。




ひたすらSandingを続けます。冬ですが、作業着を着こんでちょうどよい気温です。夏だったら大変でしょう。




完全防備の鐘尾さん。




下側の作業は、粉が落ちてきて、姿勢もつらいところです。




無理をせずにがんばってください!


Primerの塗装の厚さも加減が分からずに厚塗りになり、この後Sandingに1週間かかりました。ボスの飛行機の部品も再び塗装に入るため、またしばらく待つことになります。

2016年2月9日火曜日

Pitts S-2S 整備作業 6


ボスの愛機、Oracle Challenger IIIも同時に塗装工程に入っているため、しばらくペイントブースを使用することができません。今回は、以前から「もう少し大きければ・・・」と思っていた、胴体右側のアクセスパネルを大型化する作業を行います。




おみやげの森永ラムネが今日のお伴(その1)です。おいしい。




希望する形にパネルを切っていきます。




今日のお伴、その2。おいしい。




きれいな直線が出せました。




開口部の形に合わせて、アクセスパネルの板を作成。




アクセスパネルはヒンジ式にするか、完全な取り外し式にするか迷いました。ヒンジはない方がきれいなのですが、開けるときに落としてしまうなど、破損が気になります。結局、以前と同じようにヒンジを取り付けることにしました。




外板の表面は、前側は緩やかな曲面、後ろ側は角になっています。アングル形状にした補強部品は、Shrinkerを使って曲面にしたり、角度を変えます。ここは本当にいろいろな工具が揃っています。




Good!




ほぼ全ての部品が揃いました。




速やかに開閉ができるよう、扉の固定はCamlocを用います。




アクセスパネル部を外板に取り付ける穴を開けます。




仮付けです。アクセスパネルの前側(写真右側)の曲面と、後側の角(写真左側)の部分もきれいに合いました。




完成! 開き具合もよいようです。塗装して、飛行機に取り付ける時が楽しみです。