2013年4月30日火曜日

今日は久しぶりにPittsの飛行へ



久しぶりにPittsの曲技飛行に訪れたJohnさん。
最近はヘリコプター(R-44)の飛行を楽しんでいたそうです。
一緒に飛行するのも何年ぶりですね。



まずは左にAileron Rollを。



そしてLoop。
よい飛行でした。



一通りの曲技飛行の後、Livermore空港へ戻って離着陸の練習です。

 
上の写真は、滑走路25RのBase Legから。
 
CessnaやPiperなどの小型飛行機では、この長さ5,200ftの滑走路でも着陸できないほどの高さですが、一般的に滑空性能の低い曲技飛行機、特にPitts Specialでは低くてもこの見え方であるべきです。
無風状態で、ここから滑走路に旋回すれば問題なくたどり着けるとしても、向かい風が強かったり、Base-Finalを通常通りに飛行すると、滑走路手前に接地することになります。
 
Pittsの滑空性能を理解し、滑空範囲内に着陸可能な場所を確保することも訓練の目標の一つです。
いずれ、「Pitts Specialの着陸について」と題して、私の思うところを書いてみたいと思います。

3 件のコメント:

CFI-JAPAN さんのコメント...

「特にPitts Specialでは低くてもこの見え方であるべきです。」

この写真、Baseでの絶対高度(AGL)は何フィートぐらいなのですか? 乗せて貰った時は、思いっきり高いBaseでしたけど。 1500 feet AGLぐらいだったかな?

ふと思ったのですが、PittsにはFlapsって有りましたっけ? (Mustang IIには一枚のFlapがWing Root 15cmぐらいから左右に有って、大半が機体の下に有りました。)

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日本からだけなのか、投稿時の認証がアルファベット2組に変わりましたね。 

Yuichi Takagi さんのコメント...

CFI-Japanさん

Finalの長さをおよそ1/2 Mileとして、少なくともBaseまではPattern Altitude(100ft AGL)を守るようにと伝えるようにしています。
これよりも低い領域は、Pitts Specialの滑空範囲外にいるとして、自身の警報が鳴るようにしたいものです。

本格的な曲技飛行機で、Flapsも装備している機体はおそらくないでしょうね。
主翼強度の確保、構造の簡素化、軽量化、理由もいろいろあるでしょうが、特にPittsでFlapsがあると、滑空性能はさらに悪化して、着陸進入がさらに難しくなるように思います。

E-mailもそうですが、投稿時に日本語でTypingすると、赤線がでるようになっています。
PCも勝手に更新されてしまい、時々使い辛くなります。

CFI-JAPAN さんのコメント...

1000フィートとは、慣れないと錯覚しますね。ヘリコプターの様な感じ。それ程の滑空率、フラップは無用と言うか、機体強度を下げる無駄な物なのかな。曲技の世界は設計(構造)も違う。戦闘機と考えれば普通なのでしょうけど、セスナばかりだった私には新鮮です。

でも、これほどの滑空率。Commercialに出てくるSpot Landingの訓練が必要ですね。PAPIは逆に邪魔になる存在!?