2013年12月25日水曜日

師走の25番目の日


King Cityのメインストリート、Broadway Street。


ここ数日、買い物に行くと、必ず「Happy Holidays!」などと声をかけられます。昔は「Merry Christmas!」だったものが、宗教的な意味のある祭日から中立なものにという意見からだそうです。私はキリスト教徒ではありませんが、12月25日はどう考えてもキリスト教から発展した祭日ですから、「Merry Christmas!」以外は有り得ないのでは?と思いますが。上の写真の旗も、柄はどう見てもクリスマスなのに、Christmasの文字は見られません。アメリカらしい、多人種、多文化国家ならではのことでしょう。

意外に内向的なこの国の人々が、他国の文化に理解を示すのは喜ばしいことですが、自国の文化を壊してまでそれらに傾倒したり、移民が必要以上に発言力を持つようになることは疑問です。聞くと、先の挨拶についても、年齢層が40代以上と高くなるにつれて否定的な意見があるようです。私はこの先も、精神的にも法的にも日本人であり、アメリカ国籍を取得することはないでしょうが、自分の国が変わっていく様を悲しく思う彼らの気持ちはよく判ります。

軽い話題から飛んで、少し私の主張を。日本にも、「靖国参拝反対」や「外国人投票権」などという筋違いの主張をする方がいます。まったく馬鹿げた主張です。日本は日本人のもの、同様にこのアメリカはアメリカ人のもの(Native Americanたちは?という話は別の機会に)です。しかし、自国民を蔑ろにしてまで、必要以上に移民たちに媚びる人や、それを利用して勝手な主張や行動をとる移民たちには注意するべきです。

ちなみに、私にとって12月25日は師走の25番目の日である以外に意味を持ちません。独身40代の私にとって、クリスマスとはそんなものです。でも、10月の魔女やお化けの祭日のように、魔物に追いかけられる危険がない点では平和的で歓迎できます。



忙しかった日々も過ぎ、ようやく作業開始です。



何年も使われていないのか、格納庫の中は虫やクモの巣、土ぼこりだらけでした。
まだ整理はできていませんが、工具箱と棚も設置完了です。



職場から借りたCompressor。積極的な作業には容量が足りませんが、通常の整備なら十分です。工具はほとんど揃っていますから、このまま整備会社も開業できます。



天井の電球は1つ。しかし、相当な明るさですので、作業用ライトと組み合わせれば、夜間の作業も問題ありません。日の短いこの季節には助かります。




帰り道に撮影したKing Cityの夜の景色を少し紹介。
San FranciscoやLos Angelesと比べ、町も民家も、飾りつけは寂しいものですが。

こちらは銀行の屋上に取り付けられた、おそらくKing City唯一のクリスマスツリー。



何の飾りもない家が多い中、この家の飾りつけは目立ちます。



ひっそりと寄り添う雪だるまたち。センスがあるように思います。

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