暑いJudge Lineでも、日陰を上手く作ると快適です。(写真提供: Ruda Jung氏)
日によっては、朝7時集合、夕方8時まで飛行が続くこともありました。あまり気を張り詰めていると体力が持ちません。合間にはお菓子を食べ、お茶を飲んで、歌を歌って(?)、乗り切ります。
私: 『きーたぐーにーの たーびのそーら』 この歌何でしょう?
鐘尾さん: ・・・音程ずれているし、判らないよ。(私は歌が下手です)
私: そうですか?一応、小林旭なんですけれどね。
私: 『お前がいつか大地を掘り起こしたら、俺たちの赤い血が流れているだろう』 このセリフ判りますか?
鐘尾さん: え?戦争映画?
私: 「銀河鉄道999」ですよ。セリフが男臭くて格好いいんです。他には・・・(以下続く)
鐘尾さん、馬鹿な話にもお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。
今回のレンタカーはSkoda Citigo。チェコではこのような小さな車が人気のようです。私でも運転は気を使わずに済みました。
一日中風が強く、夕方になって今日の飛行は取りやめという発表がありました。では、近くのKutna Hora(クトナー ホラ)に観光へ行きましょう。ここは昔、プラハよりも栄えた町だったそうです。
酒井さんの調査によると、町の中心部はUNESCOの世界遺産だそうです。
ちょっとした路地も歴史を感じます。
ホテルに日本国旗がありました。日本の方が観光に来られているのでしょうか?
聖バルバラ教会。屋根の造りが圧巻です。
14世紀から作り始められて、完成は20世紀までかかったそうです。
短い時間でしたが、観光を楽しめて満足です。
最後の昼食。
選手権が始まって10日目。UnlimitedとAdvancedの両Categoryで、Known、Free、Unknown 1、Free Unknown 1、Unknown 2の5飛行を終えました。総飛行回数は390回。本当に長い日々でした。
最終日の午後は小さなAir Showが開かれました。
ロシア製(?)のヘリコプター。見学したかったのですが、子供たちで賑わっていたので諦めました。
ラジコン機の展示飛行もありました。
不思議な形の双発機。窓が大きく、とても優雅です。
上空を通過するSAAB Gripen。チェコ空軍は西側の飛行機も導入しているようです。
いつの間にか、国旗も片付けられていました。
もうすぐ閉会式です。
Advanced CategoryのTeam優勝はポーランドです。おめでとうございます。
ジャッジ、アシスタントジャッジ、受付や手伝いの方々。お疲れさまでした。
(写真提供: Ruda Jung氏)
今回、Glider AerobaticsのGrading Judgeを初めて行いましたが、10日間を通して、自身の得意な部分と苦手な部分、そして能力の限界を身を持って知りました。
私は当初、Power Aerobaticsと比較すると、Gliderでは個々のFigureの構成は簡素ですから、およそPowerでのIntermediateくらいの難易度ではと、気楽に考えていました。しかし、Gliderは飛行速度がPowerよりも遅く、それでいてLoad FactorはPowerと変わらない飛行となるため、個々のFigureで費やされる時間はPowerよりも短くなります。Figureも飛行もあっという間に終えられてしまい、早い判定と採点が継続して行われなくてはなりません。
疲れてくると、判定で時間がかかってしまい、慌ててしまうことも何度もありました。飛ぶことだけでなく、Glider AerobaticsはJudgeとしても挑戦が大きい競技です。
ジャッジ チームの皆さん。(写真提供: Ruda Jung氏)
皆さん、10日間お世話になりました。よい経験の場と、思い出をありがとうございます。
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