3月。職場に復帰しましたが、飛行の合間に格納庫に戻って作業をしています。20分、30分でも、積み重ねれば 作業量は大きなものです。
CGR-30P、エンジンモニターの配線を各部に接続します。 配線の適切な経路が判りましたので、不要な部分は短く調整します。
エンジン側に荷重を負担できるように金具を作成して、耐熱処理をして完成です。
分解検査から戻ったMTV-9 Propellerを取り付けます。
これまで、プロペラの取り付けは2人がかりで人力で行っていましたが、本来はこのようにホイストを使って行うべきだそうです。取り付けのネジ部分に負担がかかるという理由も、行ってみればなるほどと思わされました。
規定トルクの1,080 in-lbで締結し・・・
セーフティーワイヤーをかけます。
Good!
フライングワイヤーを回転させ、水平を出しつつ、水平尾翼にテンションをかけます。
0.05度単位で表示するデジタル式レベラーは精確で便利です。
主翼側のフライングワイヤーのテンション掛けを行います。
Pittsでは、上側主翼を基準にして下側主翼の取り付け角を調整します。
フライングワイヤーを回転させてテンションをかけます。傷つけないように・・・。
完全に同じ値で全てを張ることはできません。テンションの許容範囲内で、様子を見ながら作業します。
緩めたり、締めたり、また緩めての数時間。支柱を固定して終了です。
今日の作業はこの辺で。さあ帰りましょう。
North American AT-6Dで試験飛行です。
操縦系統の整備を行いました。直線飛行時の安定性を確認し、StallやAerobatics時の挙動も確認します。
行ってきます。
操縦桿から手を放すと、まだ若干右にRollするようですが、これから曲技飛行に移ります。
<動画> North American AT-6D A Ballistic, 4-point Roll (音量にご注意)
Pitch up、Unload、Roll、Stop、Roll、Stop・・・。撮影しながら操縦したら、画像が揺れてしまいました。
<動画> North American AT-6D A half cuban eight, followed by a loop (音量にご注意)
残念、レンズに少し指がかかってしまいました。でもきれいな飛行ができて満足です。
あと1回飛行すれば調整は終えられそうです。
Pitts S-2Sの整備はまだ続きます。3月下旬の飛行を目指して、がんばります。
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