2020年9月6日日曜日

MEIに挑戦 1

MEIに挑戦 全10回




中国武漢市発のCOVID-19の影響で、2020年は世界中で大変な騒動になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ここCAKing City周辺は、3月から4月にかけての一時期な品不足は解消し、人々がマスクをつけているという点を除けば、特に目立った変化はありません。お店に入るときにマスク着用が義務付けられ、レストランの店内での飲食は禁止でテイクアウトのみで、床屋は店外に椅子を置いて営業するなど工夫しています。医療機関の実情はわかりませんが、BLMに関する暴動もなく、ここKing Cityは平和です。




職場のTutima Academy of Aviation Safety3月半ばから飛行訓練の受け入れを停止しました。州は食料品店、薬局、ガソリンスタンドなどと同様、飛行訓練事業もEssential Businessとして営業を制限付きで認めていますが、当校はCOVID-19を「未知の病気である」として一時閉鎖する決定を下しました。




エアショーなどのイベントは全て中止、またはバーチャルエアショーに変更。曲技飛行競技関連は、世界選手権は全て中止。参加を楽しみにしていた全米曲技飛行選手権は中止になりました。しかし7月以降、米国内の地方競技会は活動の再開が見られます。



職場が閉鎖ということは、それはつまり我々のような飛行学校のインストラクターは収入がなくなるということです。基本的に収入は出来高制ですから、訓練生がいなければそこに給与は発生しません。せっかく愛機Pitts Special S-2Sの整備を終えましたが、練習飛行する金銭的余裕もありませんし、競技会もエアショーも中止ということは、練習する意味もないことになります。




このまま2020年が何もないまま終わってしまうのは寂しい。この状況に不安はあるけれど、これが永遠に続くことはない。出費は気になるけれど、何か新しいことに挑戦してみようか。そうだ、MEIMulti-Engine Instructor、多発飛行機の飛行教育証明)はどうだろう?

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