Livermoreに春がやってきました。
今年の冬は例年よりも3-4度Cほど寒く、朝は氷点下になることも珍しくありませんでしたが、2月に入ると寒さが和らぎ、さらに3月になるといろいろなところで花が咲き始めました。
ご覧のように、家の前(私の家ではありません。私は相変わらず居候生活。)の木には白い花が咲いています。
何という名前でしょうね?
先週修理に出したMTV-9-B-C Propellerは、内部に大きな問題はないものの、3本全てのPropeller Blade根元のO-Ringの溝に腐食が見つかったという知らせが来ました。
これがO-Ringを傷付け、Grease漏れの原因になったということです。
内部の損傷がないこと、BladeにEngine Oilによる汚染がなかったことは幸いでしたが、修理のために本社に送る必要があるそうです。
やれやれ、また出費がかさみます。
Aeroquip 303 HoseにAeroquip 491 Fittingを取り付けます。
というわけで、少なくともあと1週間は飛行できません。
この機会に、以前にも題材にした「Crankcase Evacuation System」への改造を進めます。
改造と言っても、単にAir Oil SeparatorからのBreatherをExhaust Pipeに接続するだけの話ですが。
Hose Fitting取付用の自作工具。
ここでも役に立ちました。
ここでも役に立ちました。
Air Oil Separatorに取り付けてあった、内径3/4 inchのMIL-6000-12のHoseを外し、内径5/8 inchのAeroquip 303に交換します。
それに伴って、大きさが揃うようにAN Fittingを交換して、Exhaust Pipe側にステンレス製のAN816-10SSを溶接します。
これでどのくらいの効果があるのか楽しみです。
1 件のコメント:
O-Ringの腐食って原因は何でしょうね。
まさか水錆では無いでしょうし。
大変ですね。
写真の木は「桜」と思ったりしてます。
American Cherryって日本でも売ってる。
San Joseに住んでいた時は、家の前に似ていた桜の木がありました。
散歩してる人が、その木のCherryを採って食べながら歩いていた光景を覚えてます。
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でも、Propellerってどうやって搬送するのだろうか・・・
ハブにプロペラを付けたままだと大きい。 でも重たいけど、精密部品だし。
うーん、操縦だけで無く、保守も厳しい世界ですね。
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