2003年型 Dahon Helios P8
私の高校時代は、自転車通学の距離が片道約18kmと、比較的長距離だったこともありますが、1-2週間に一度はパンクをしていたものでした。そんな私は、2-3ヶ月後にはパンク修理のスペシャリストになり、パンク修理5分の個人記録は今でも自慢の思い出です。
そして、今日もまたパンク修理です。あれから20年以上の年月が経ち、時は21世紀。自転車とパンクの関係はいつの時代も切れることはありません。
尖った金属片やガラス片、針金、日本でのパンクの原因はこれらの異物だったと覚えています。もちろん、アメリカにもそれらによるパンクはあるのでしょうが、ここにはもっと恐ろしいものが至るところに存在しています。
乾燥した大地に生息する、普通の植物ですが。
この草には、このような実が生っています。
いくつかに分かれました。まるで、角を生やした悪魔の頭ような形をしています。世間ではGoatheadと呼ばれる植物です。
Goatheadの実とタイヤの大きさを比較
アメリカに来て、これがタイヤに刺さっているのを初めて見た時は驚きました。この植物はGoatheadやDevil`s Weedなどと呼ばれ、自転車に乗る人々にとって迷惑この上ない植物です。タイヤにパンク防止の内張りをしても、容赦なく突き刺さり穴を開けます。
このGoatheadはアメリカにしか生息しない植物かと思いましたが、調べると、日本では「ハマビシ」と呼ばれ、砂浜など海岸沿いにも生息しているようです。海水浴に行って、裸足で歩き回ったら大変なことになりそうです。
ハマビシ Wikipediaよりhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%B7
完成
1995年型 Specialized Stumpjumper M2
私の19年来の相棒ですが、最近走行中に車体から異音がするようになりました。どこかにヒビが入っているのでしょうか。前回の再塗装からすでに10年以上経っていますし、この際塗装を剥がして検査をします。
取り外した部品の数々。まだまだ十分に使えます。
もしFrameに損傷があれば、新しいFrameを買って、これらの部品を取り付ければと思いましたが。最近は26 inch Wheelは時代遅れとなって、29 inch Wheelが主流で、探しても使えるFrameはもう見つかりません。
一世を風靡したV-Brakeも影を潜め、今ではDisc Brakeが主流。一般的だった後輪の8段変速は、9段変速、10段変速へと進化し、いつの間にか11段変速も登場しています。時代も変わりました。
修理を諦めて新しく買い換えるか。でも、愛着のある自転車だけに悩むところです。
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