2025年1月17日金曜日

2024 US National Aerobatic Championships 3

KS州サライナには好みのレストランが少なく、食事に困ることが多くありました。しかし、今回いくつかよいレストランを見つけました。





Seoul USA Korean Restaurant https://seoulusasalina.com/

人気の韓国料理店でした。毎日のように通っていました。










豚骨ラーメンをいただきました。おいしいラーメンをいただいたときの喜びは大きかったです。





9月27日、2024 US National Aerobatic Championships最終日。午後からは待ちに待った4-min Freestyleです。

4分という制限時間の中で、ボックスの中で自分の理想を描きます。風向きは・・・ ジャッジラインの位置は・・・ 準備はできました。





〈動画〉 2024 US Nationals - Sept. 27 Four Minute Freestyle



このUS Nationalsの前に、私は「Inverted Frisbee」の練習を繰り返していました。インバーテッド フリスビーは、飛行機を前進させながら、「フリスビー」のように飛行機を360度、背面姿勢で回転させるマニューバーです。この時点で成功率はおよそ50%。練習期間中もまだ不安定で、この4-minで行うか、それとも安全策で行くか、迷いがありました。しかし、仮に失敗しても、ここでの試みは実績の一つになります。やってみましょう。




残念ながら、Inverted Frisbeeは半分回転したところで止まってしまいましたが、私からのメッセージは人々に届いたようです。4-min Freestyleではロブ ホーランドさんに続いて2位になりました。とてもうれしいです。





〈動画〉 4-minute Freestyle Cockpit and Ground Views





夜7時からバンケットと表彰式です。スクリーンに映る遠藤さん。





念願の銀メダルです。





翌日。荷物を積み込んで、燃料を入れて、出発です。素晴らしい思い出をありがとう。





TX州ダルハート、ダルハート飛行場(KDAT)
賑やかなレストランがありました。残念ですが、先を急ぎます。





今日はNM州グランツ、グランツ ミラン飛行場(KGNT)で一泊です。





車をお借りしました。ありがとうございました。





KS州サライナから・・・





ここまで来ました。明日の午後にはキングシティーに到着です。





ダウンウィンドを飛行中に目にした、フラットトップな山。ハイキングが楽しそうです。





AZ州ウィンスロー、ウィンスロー リンドバーグ飛行場(KINW)





・・・ひどい滑走路でした。風向きの関係でRWY 11に着陸しましたが、滑走路は荒れ、草が生い茂り、飛行機が壊れるかと思いました。RWY 4 - 22はきれいに整備されていましたから、訪れる方は可能な限りこちらをご利用ください。





右前方遠くにラスベガスです。





CA州ダゲット、バーストー ダゲット飛行場(KDAG)。遠藤さんとはここでお別れです。お世話になりました。またお会いしましょう。




キングシティーに到着です。Pitts Special S-2S、今回もよい飛行をありがとう。

2024 US National Aerobatic Championships 2


練習飛行を続ける参加者たち。





今朝はFree Unknown 1です。フライトオーダー(飛行順序)によると、私は1番目になりました。





作成したProgram 2 / Free Unknown 1です。





〈動画〉 Unlimited Program 2 / Free Unknown 1

早朝の空はまだ暗く、地上の目標を探しながら飛行しているようでした。この飛行ではHZが1つ、低得点のフィギュアが2つ。50.43%、10位/11人で終えました。まだ競技飛行に馴染んでいない、本調子でない私でした。





UNLカテゴリの飛行が続きます。





続いてSPTカテゴリです。皆さんがんばってください。





ヘルメットやシューズなどを製造販売するLift Aviationが出展していました。





SPTカテゴリではジャッジを行いました。





SPTカテゴリでは、パワー(飛行機)が25人、グライダーが7人。計32人と、大きなプログラムでした。お疲れさまでした。





Program 1と2のUNLリザルトです。次のProgram 3 / Free Unknown 2で挽回したいところです。





UNL競技者のAJさんからプレゼント。ありがとうございます!





UND(University of North Dakota、ノースダコタ大学)のエアロバティック チームからいただきました。仲良くしていただいてうれしいです。ありがとうございました!





Program 3 / Free Unknown 2です。





機械のような精確な飛行を行うロブ ホーランドさん。圧倒的な強さを見せ、ここまで1位です。





UNLカテゴリの強豪、AJさん(左)とジェフさん(右)。





出発直前の遠藤さん。よい飛行を!





Program 3 / Free Unknown 2のシークエンス





〈動画〉 Unlimited Program 3 / Free Unknown 2

フィギュア11でHZを取りましたが、これは致し方ありません。45 DownでのOutside Snap時はスナップロールの速度制限を超えるため、フェイクト スナップ(疑似的に行うスナップロール)としました。しかし、ジャッジの方々の目は騙せなかったようです。

Program 3 / Free Unknown 2の飛行では、40.68%、9位/11人。難易度の高いシークエンスで、飛行機と私の性能を限界まで使い切っての飛行でした。総合でも9位で2024年のUS Nationalsを終えました。

2025年1月16日木曜日

2024 US National Aerobatic Championships 1


2024年9月22日(日)から27日(金)、カンザス州サライナで開催されたUS National Aerobatic Championshipsに参加しました。CA州アップルバレーで遠藤さんと合流して、2人で現地へ向かいます。





今夜は韓国料理店で再会を祝います。





低気圧がUT州からNM州にあったため、予定した経路は悪天候となりました。予定より南側を通ります。





2人で協力して、雲を避けて進みます。





翌朝、日の出とともに出発です。NM州デミング飛行場(KDMN)





目的地まで約60NM、KS州グレートベンド飛行場(KGBD)で最後の燃料補給です。





KS州サライナ空港(KSLN)に到着! 無事の到着を喜びます。





選手権までの数日の間、現地で練習飛行です。





日没まで20分。この日最後のスロットで、遠藤さんが練習に向かいます。





数年前、訓練飛行でご一緒したボーさん。お会いできて光栄です。IACの取材を受けました。





参加者が集まってきました。隣はUNL(アンリミテッド)カテゴリに参加する、ジェフさんのExtra 330SC。





INT(インターミディエイト)カテゴリに参加する飛行機たち。





ロブ ホーランドさんのMXS。過去12回のUS NationalsのUNLカテゴリで、連続優勝しています。13回目の優勝を目指しています。





UNLカテゴリのProgram 2/Free Unknown 1のフィギュア セレクションです。皆さん複雑なフィギュアを提出しますが、私は簡素なフィギュアを提出します。





これら10のフィギュアと、4つの追加フィギュアを組み合わせて、Free Unknown 1のシークエンスを作成します。他の競技者が提出するシークエンスを選択することもできますが、それらが必ずしも自身のスタイルに合ったものとは限りません。今夜お部屋で考えましょう。





最終練習日は雨模様となりました。





SPT(スポーツマン)カテゴリーに参加するジャスティンさんのPitts Special S1-11B。この選手権のSPTカテゴリで優勝しました。おめでとうございます。





たくさんの飛行機が集まりました。大きな格納庫ですが、計画して飛行機を入れないと、全て収まらないほどです。





ADV(アドバンスト)カテゴリのジャッジを担当する遠藤さん。





ADVカテゴリのKnownシークエンス。ADVカテゴリには、UNLカテゴリに含まれるTailslideやOutside Snapsがないものの、精度がさらに重視される傾向にあり、UNL以上に難しく感じます。





一休み。飲み物とおやつをいただきましょう。





UNLカテゴリのProgram 1のブリーフィングです。





Unlimited Program 1 / Free Known




〈動画〉 Unlimited Program 1 / Free Known

・・・残念なことに、競技飛行中に燃料キャップが緩みました。私の飛行前の確認の怠りが原因です。競技開始後すぐに気付いたのですが、様子を見ながら飛行を続けてしまいました。しかし、集中できない環境でよい飛行ができるはずもなく、集中を欠き、失敗が続きました。燃料キャップが外れそうになり、中断して着陸しました。





〈動画〉 Unlimited Program 1 / Free Known, Reflight

ジュリーの判断でリフライト(再飛行)が認められました。リフライトではシークエンスを最初から、シークエンスの通りに飛行することとルールに定められています。先ほどフィギュア7まで飛行したため、判定はフィギュア8以降となりますが、もし誤った飛行をした場合は、該当するフィギュアにはHZ(ハードゼロ)が与えられます。

Program 1/Free Known 1は59.91%、11/11位で飛行を終えました。問題が発生したら、素直に戻ること。改めてよい勉強になりました。