これまで使ってきたOdyssey PC680 Battery。小型、軽量でありながら、10 to 1の圧縮比の-540 Engineを始動させる容量を持っていました。しかし、始動の猶予が3回しかかないことが欠点で、今回の作業でBatteryを大型化します。
最近目にするLithium Ion Batteryも気になりますが、取り扱いと信頼性、入手のしやすさを考えると、まだ従来からのLead Acid Batteryが安心です。
さて、どこに、どのように取り付けよう・・・。考え始めると時間があっという間に過ぎていきます。
軽量化は飛行性能の向上に使われる手段ですが、重心位置を移動することも特性の変化に貢献します。私の体重では重心位置がまだ前方寄りなため、Batteryの大型化と、取り付け位置の後方への移動で、重心位置を後方へ移動させます。これによってTumble系のManeuverも行いやすくなるでしょうし、Batteryの容量も確保でき、一石二鳥です。
取り付け用の部品を製作します。明日の溶接作業の準備ができました。
無理を言って、知り合いに溶接作業に来て頂きました。お忙しい中ありがとう!
新たなBatteryはB&C SpecialtyのBC106-1。重さは16 LBSから25 LBSに、容量は16 AHから32 AHへ増加しました。2倍の容量となって、もうHot Startにも不安はありません。
操縦席後部に追加したBattery取り付け部。
将来的に尾翼部にBrace Wireを追加するため、補強を施しました。
溶接部の表面を仕上げて、塗装の準備ができました。
上下の主翼の取り付け角度が同じになるように調整します。Pittsでは、上側主翼を基準にして、下側主翼を調整します。
下側主翼を計測します。しかし、この安価な傾斜計では1度から2度単位の計測しかできず、精確な数値が出せません。電子機器に頼るのは不本意ですが、この機会にSmart Gaugeを注文します。確実に同じ角度に調整できれば、Vertical Up Lineの性能向上が期待できます。
最後になりましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2016年 元旦
0 件のコメント:
コメントを投稿