2017年2月8日水曜日

Pitts S-2S 整備作業 6

整備作業の話題ばかりです。3月にはTutima Academyの職場に完全復帰しなくてはならないため、毎日忙しく過ごしています。先週は私のエアショー&競技飛行のコーチである鐘尾さんが、曲技飛行訓練と、整備作業のお手伝いにいらっしゃいました。ありがとうございます。




おはようございます。ゆっくり休めたでしょうか?




鐘尾さん、スクーターと散歩へ。作業が終わったら、またツーリングへ出かけてみたいです。




下塗りを終えた部品をサンディングし、平滑に仕上げます。




今回の部品数は7点。去年は胴体を一緒に作業していただきました。




今年は必要最小限に薄く塗ることができ、サンディングも軽快に進みました。






Good!です。 




糸の縫い目の間は傷つけやすいのですが、きれいに仕上げてくださいました。




塗装場のT-6や設備を外に出し、中を掃除します。




ポリウレタン系塗料を使用しますので、完全防護です。




午後5時。塗装開始!




失敗しました。 塗膜の垂れ、オレンジピール(表面が凹凸になること)、HVLPのスプレーシステムはどうも上手にいきません。夜間の作業で明るさが足りず、マスクが曇ってよく見えなかったことも原因です。2-3日待って、再塗装することにします。




鐘尾さん、練習飛行へ出発です。 バリスティック エルロンロール(放物線状のエルロンロール)や、複数回のスピンを行って、スピン中の操縦系統の影響などを再確認しました。

このBlogをご覧になっている方はもうご存知でしょうが、「スピン中は失速しているためエルロンは効果を失う」とは迷信です。相対風が迎角を持って翼に当たれば、そこには何かしらの反応が起きます。スピン中にエルロンを回転方向に入れたら?反対方向は?エレベーターを操作したら?パワーが入ったら?楽しみは無限大です。




加えて、スナップロールにローリングターンなど、盛りだくさんでした。お疲れさまでした。

競技飛行は挑戦があり、楽しいものですが、つい飛行の本質を忘れてしまいがちになります。Back to Basics。ぜひお試しください。




作業も一段落しましたので、ラグナマウンテンに射撃に来ました。




鐘尾さん、Sig P229R、半自動式拳銃を楽しんでいます。




AR-7、サバイバルライフルと。鐘尾さん、お陰さまで作業が早く進みました。ありがとうございました。




エンジン側の作業も同時進行です。Powder Coatingしたエンジンマウントを取り付けます。




エンジンを取り付ける前に、後ろ側のバッフルを完成させます。




オイルクーラーのダクト部にバッフルシールを取り付けます。 




作成したバッフルがショックマウントに当たります。少し削ります。




まだ当たるかな?もう少し削ります。

続きます。

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