Intermediate Free
個々のK Factorを大きくせず、Intermediateらしく、Figureの基本形で勝負する心構えです。
9月21日 Intermediate Free
少し左に傾いて付けてしまいました。
少し左に傾いて付けてしまいました。
Ustream Intermediate Free (00:27:05~) http://www.ustream.tv/recorded/39040167
1回転や1 1/2回転のSpinでは、どちらの方向に行っても同じですが、Y軸に移行するFigureでは回転方向がそのままSequenceのPositioning(Box内の位置取り)に影響します。朝行ったAdvanced Knownのように、高度が下がるに連れて手前に来るように飛行するか、それとも横風成分を考えて奥へ飛行するか。悩んだ末に、Figure 5とFigure 6の間を短く飛行するようにして、右へのSpinで対処することにしました。
Figure 2: Figure Nと呼ばれるFigureです。Vertical Up Lineでの1/2 RollがUnder rotate(回転が不十分)となっていて、これまでの2回の飛行と同じ失敗をしています。
Figure 5: この機体では初めてとなる右へのSpin。機体によっては、左か右か、どちらかに入り辛いものもあり、上手く行くか心配でした。Vertical DownでのYawingもほとんどなく、よかったと思います。
Figure 6: Y軸からのPush Humpty。進入のLineを短くするように努力したつもりでしたが、Advaced Knownで近付いたときよりも、さらにJudge側に近付いてしまいました。飛行の後になって、Push Humptyより、Pull Humptyとした方がPositioningの面で有利になることに気付きました。
<追加> しかし、逆に強い向い風の中では、最大限にBoxを使うことができないとも言えます。どちらも一長一短かもしれません。
Figure 7: 私の最も苦手なFigure、Avalancheです。Freeに入れることによって、飛行する頻度を増やす作戦ですが、失敗すれば負けを意味します。上手く行って本当によかったです。
Delanoで行ったUnlimitedの飛行は、Figureをこなすことで精一杯で、精度という点では疑問がある出来でした。しかし、IntermediateのKnownとFreeでは、精確にFigureを飛行するという、曲技飛行競技の基本に戻ることができ、本当に嬉しいです。
2 件のコメント:
更新頻度が早いですね。一冊の本が簡単に出来そうな勢いですね。前回の-02にコメントしようと思ったらもう-03がアップされていました。
-02で感心させられたのが最後に書かれていた「Energey Management」って単語です。誰か言い出したのでしょうか、凄く意味の深さを感じました。 単なるアクロバットならOrientationだけで十分なのでしょうけど、競技となると、まさにEnergey Mangamentが重要になるんでしょうね。 均一と言うか適切にエネルギーを分散、引力と言うエネルギーと飛行機の運動&位置エネルギーのバランスが勝敗を決めると言って良いのでしょうかね?
ご存知の様にアクロバットの経験は全く無い私ですが、こんな事を勝手に想像して読んでいます。
動画を見てるとHigh Pitch Upでは青空です。どうやって姿勢を確かめるの? たぶん、左右を見て判断されているとは思うのですが、あんな状態で判断が出来るのか?と疑問に思ったりします。 それに横を見てたら、あの早い動きならYawingがコントロール出来ないんじゃないの?なんて思ったりしています。
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CFI Renewalの会社ですが、今度は葉書じゃなくて封筒で勧誘の郵便物が届きました。やる気のある会社ですね。 まあ、Pilot InformationはPublic Recordですから私の有効期限を元に送ってるのでしょうけどね。 ただ、まだFAAのデータベースが更新されず古い有効期限のままです。まだ一週間ですが、不気味なので不安が無いと言えば嘘になります。 もしかしたら、連邦政府の債務問題と一部閉鎖の影響ですかね。日米の株価が上って来たので、兆しは明るいとは思うのですが。
上田さん
Energy Managementは曲技飛行ではよく使われる言葉ですが、他ではあまり用いられないかもしれませんね。主に、飛行の説明で困ったとき、進行に行き詰ったときに用います。
Vertical Upや45 Upでの運動は難易度が高く、方向や姿勢を失い易いところです。それは、通常飛行のように地平線がEngine Cowlの前に存在しないからですが、真横や斜め後などを見れば、地平線は変わらずにそこにあります。そのような感覚を養うことが、曲技飛行の目的の一つです。
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