第18回WGAC〈World Glider Aerobatic Championships)と第6回WAGAC(World Advanced Glider Aerobatic Championships)が、8月5日から15日までチェコ共和国のズブラスラビスで行われました。今回の私は、FAIの国際曲技飛行審判である鐘尾みや子さんの助けをお借りして、初めての国際選手権の審判として参加しました。
選手権HP: 18th FAI WGAC & 6th FAI WAGAC http://www.wgac2015.cz/
チェコの首都、プラハから車で約1時間半。Zbraslaviceは人口1300人程度の小さな村でした。村の外れに飛行機や滑空機などのスカイスポーツが行われる、ズブラスラビス飛行場があります。
到着してすぐにJudgeとAssistant Judge、そして数人の競技者が参加して、Judge Schoolが行われました。同じ0点の扱いも、Hard Zero、Perception Zero、Numerical Zeroと3種類あり、再確認を行います。それでも、判定中も何度も悩まされました。
パイロットブリーフィング
簡素な開会式。並べられた国旗の前に並ぶのかと思いましたが、ただ置かれていただけでした。
日本から参加の酒井 隆 選手。Judge Lineから応援しております。
朝の最初の一仕事は格納庫からの機体の搬出です。多くの機体を格納庫内に隙間なく格納する技術は驚きです。
曳航機のMaule。Lycoming 6 Cylinder Engineはよい上昇性能を見せます。
チェコ製の曳航機、Zlin Z37。この絵に誘われてくるのか、どこも蜂が多く、刺される人が多くいました。
暖機運転も終了したようです。
管制塔?
広告がとても賑やかです。さすがは世界選手権。
MIG・・・何でしょう?
Judge Lineは2箇所。午前中はこちら飛行場の北東側から行います。白いテントがStarting Lineです。
昼食を取って、午後は反対の南西側から。夏らしい雲が嬉しいです。
15分後。さらにこの後、ヒョウまで降る雷雨になりました。
大雨のため飛行は取りやめになり、帰りにZbraslaviceを散策します。小さな駅がありました。
駅前にはホテルと小さな店があるだけで、駅もこの程度です。
小さいですが、きれいな待合室。チェコの人々はとても几帳面です。
路線図。・・・どこにいるのだろう?
2両編成のディーゼルカーがやってきました。3人ほど降りて、ある人は線路を歩いて帰って行きました。のどかです。
観光もしてみたいものですが、なかなかそうも行きません。明日もまた朝8時に集合です。お休みなさい。
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