おはようございます、Salina!
10月4日(火)、US Nationals 3日目です。今日は我々UNLの2回目の飛行である、Freestyleが行われます。0700時に集合して、ブリーフィング、そして0800時から競技開始です。
今日の予定です。
これによると、Free Unknownのシークエンスの提出期限は1400時です。しかし、我々はADV(アドバンスト)カテゴリのボランティアに行くことになっていますから、1130時からのADVのブリーフィングまでには完成させなくてはなりません。Freeの飛行が終わったらすぐにPCを出して、作業を再開します。
おはよう、Pitts Special S-2S。ごきげんいかが?
暖気を済ませ、愛機をスターティングラインに配置します。私の飛行は11人中10番目。同時に参加するADV Gliderも加えると12番目、飛行まで2時間弱あります。飛行内容を再確認して、一休みします。
Freestyle B用紙
Freestyle C用紙
太陽の位置を考慮して、午前中のジャッジラインはエアロバティック ボックスの東側に配置されています。そして、今朝は南風ということで、オフィシャル ウィンドはジャッジラインからみて左から右になりました。
私の飛行は下のLiveの動画の2:04:02からです。興味のある方は、上のC用紙を用いてご観覧ください。
〈Live Stream〉 US Nationals、UNL Freestyle、ADV Glider Freestyle
...いかがでしょう、何か気付いたでしょうか。昨日のKnownでは、粗い飛行であっても実力を出せた飛行ができました。しかし、このFreeでは...
Figure 3のDownlineで2 Point Rollを忘れ、HZ(ハードゼロ)。
Figure 5のUplineでの4 of 8の最初のストップがない。運よくHZにはならず。
Figure 7のUplineでは、本来行わないはずの2 Point Rollを行ってしまい、これもHZ。
朝からどこか集中力がなく、熟知しているはずのFreeでこれらの失敗をしてしまうとは。昨日のような出来ならば、少なくとも65%程度の成績は期待できたと思いますが、ここでは53.40%となりました。
...言い訳はやめましょう。これが今の私の実力なのです。
このFreestyleのプログラムでは、著名なAirshow Performer、Mike Goulian氏が解説に加わってくださいました。「Yuichi is a Pro!」と、うれしいコメントを頂いています。Mr. Goulian、光栄です!
〈動画〉 UNL Freestyle
毎朝おいしいコーヒーが届けられていました。スポンサーの皆さま、ありがとうございます。
コーヒーを頂いてリフレッシュです。気を取り直して、昨日のFree Unknown作成の続きです。Sonic (HN)さん、よろしくお願いします。
...おや?
Sonic (HN)さん、これはいい組み合わせではないですか?
4つのAdditonal Figuresを加え、合計14のフィギュアで完成しました。
グリッド状の画面ではシークエンスの内容が判りづらいですが、「Finalize」させるとシークエンスとして完成します。私とSonic (HN)さんの合作のFree Unknownです。
Free Unknownの提出は義務ではありません。他の競技者が作成したシークエンスを採用すると割り切り、空いた時間を競技飛行の準備に費やすこともよい作戦です。しかし、他の競技者が作成したシークエンスが自身の望むもの、また機体の飛行性能の観点から好ましい組合わせとなっているとは限りません。
こうして悩みながら、仲間と相談してシークエンスを作成することは楽しいものですし、また与えられた時間内でFree Unknownを作成する技術も、競技者として必要な要素の一つだと思います。seq形式のFileにして、オフィシャルに送信して完了です。
ボックス西側のジャッジライン。予定よりも少し遅れましたが、1300時、これよりADVのFreestyleのプログラムです。
〈Live Stream〉 US Nationals、ADV Free Style
ADV参加者24人の飛行が終わりました。長い一日でした。
サライナ空港の南側、RWY 35のAPP Endの外側を通ります。
さて、UNLのFree Unknownの各シークエンスが発表されました。AからEまでの6つ、我々が提出したものはDですが、他にいいシークエンスがあるかもしれません。確認してみましょう。
以上、AからEまでのFree Unknownでした。どうやら我々が提出したDがよさそうです。
ループを含むフィギュアは、ジャッジに対して曲線部を表現できるようX軸上で、またジャッジラインの目前で行うよう配置する。
45度のラインを含むフィギュアは、角度を表現できるようにX軸上で行う。
テールスライドはチーティングがジャッジに見えないようY軸上で、またジャッジ側に倒れるように配置する。
通常、シークエンスの作成時はこれらのを考慮して各フィギュアを配置しますが、Free Unknownでそれらの「常識」を固持すると行き詰まります。時間も限られますし、完璧を求めてはいけません。求めるものは「無理なく飛べる」シークエンスです。
明日は飛行はなく、ADVカテゴリのボランティアのみ。1日かけて、明後日のFree Unknownの準備をします。
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