2023年12月29日金曜日

開会式、そして

おはようございます。10月23日(月)、明日はついに開会式です。



Canada Advanced Aerobatic Team からステッカーをいただきました。



「バン!」

離陸中のExtraから大きな音が。どうやらキャノピーを破損したようです。愕然とするパイロット。呆然とするチームメンバーたち。

「ホットスタートで苦労していたが、気温が高く、キャノピーを完全に閉めずに始動を試みた。そのまま失念し、キャノピーをClose & Lockせずに離陸を開始してしまった。」 とのことです。

練習期間中、経験不足な飛行士による乱雑な扱いを原因とする、飛行機の不具合が頻繁に発生しました。ENG始動時の周囲の確認不足、ホットスタートの失敗、ハードランディング、ブレーキの過度な使用からの不具合など・・・。私も気を付けます。



次の飛行まで時間があります。水を持って、散歩に出かけます。



Covid-19の影響でしょうか、数年前は賑わっていたホテルは閉鎖されてしまいました。



閉鎖されたカジノと売店。



RWY 20Rのアプローチエンド。



「東側のジャッジラインはこちら」



1時間に1-2回ほど貨物列車が通ります。NV州とCA州を結ぶ物流の要です。



北東側の丘から見るジーン飛行場。



ダレル ホワイテイカーさんのPitts Special S1-11B。

今回は3機のPitts Specialが参加します。



昨年引退したマイク ウィスカス氏がAirshowに使用していた飛行機です。



アンソニー オシヌガさんのPitts Special S-1S。

開会式前日になって、3機のPitts Specialが揃いました。



メラニー アストルさんのExtra 330SC。

彼女はRed Bull Air Raceでチャレンジャークラスに参加していました。



練習は続きます。



国旗が揃いました。美しい。



スターターのテント横のブリーフィング ボード。



R.I様、Hayato Yahiro様、Roger C. Husted様、BONSAI様。

2023年のご支援ありがとうございました。



次の飛行ではFree Knownを練習します。

どういう訳か、ここ最近はRolling Circleが苦手になりました。基礎に戻って練習し直したいところですが、もうその時間もありません。



〈動画〉 Free Known 10月20日の練習の様子です。   https://youtu.be/WeMk8ihylzo



明日は午前中に一度練習の機会があります。飛ぶほどに問題点が見えてきますが、改善は難しいでしょう。今現在の実力を十分に出せるよう、落ち着いて飛行することを心がけます。



10月24日(火)、おはようございます。



0700時。練習開始です。



MX-2で出場のデイブ ワトソンさん。CA州の競技会の常連です。



Team Japan 設営のミニチュアボックス。滑走路と斜めに走る線路を再現しました。



Figure 1、go・・・



Hammerhead・・・



遠藤さんの最後の練習が終わりました。Good!



1400時。これより開会式です。



参加国は17、参加者はH/C参加(出身国のチーム枠以外)を含め58人となりました。



コンテストディレクターのダンカン コーベル氏。



ラスベガスらしく、チップを使って飛行順序を選びました。



58人の参加者をA、B、C、Dの4つのグループに分け、それぞれの競技者が平等に飛行順序となるよう調整されました。42番の遠藤さんはグループC、49番の私はグループDです。



今後のラフスケジュールが発表されました。


平等にと言っても、1番の競技者はやはり不利ですから、誰もが避けたいものです。そして、それぞれの日の1番手は進行次第で誰にでもあります。風向風速など天候も常に良好とも限らず、後の方が有利ということもないでしょう。運も大きく関わってくるところです。



開会式後、1900時からはホテルの会議室でProgram 2(Free Unknown 1)のフィギュア セレクションです。各チームの参加者が3人以上のチームから優先的に、そして以下2人参加のチームが続いてフィギュアを提出できます。


提出するフィギュアはアドバンストのUnknownで承認されているものであること、また同じフィギュアは提出できないなどのルールがあります。我々のような少数のチームの優先度は低くなり、「そのフィギュアはもう出されているよ。」と、再考察となることもありました。多数でのチーム参加が有利です。



以上の10のフィギュアが提出され、承認となりました。我々Team Japanはループと4ポイントロールを組み合わせたフィギュアを提出しました。これら10のフィギュアと、4つのコネクター(繋ぎとなるフィギュア)を、飛行機の特性や好みなどを組み合わせて、シークエンスを作成、提出します。


この後、2100時からはジャッジ ブリーフィングが行われました。長い1日でした。

遠藤さんと私はしばらく飛行がなく、明日はグループAによるProgram 1(Free Known)です。おやすみなさい。

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