2016年3月24日木曜日

尾輪式飛行機の訓練はいかが?



尾輪式飛行機の訓練を希望する方の声を得て、Monterey空港のAeroDynamic Aviationに在籍する、Bellanca 7KCAB、Citabriaで訓練を行えるようにしました。

Tutima Academyに在籍するPitts S-2BやS-2C、Extra 300Lでも尾輪式飛行機の離着陸訓練は行えますが、Pitts S-2BやS-2Cは難しすぎて、初心者は通常の離着陸ですら苦労します。逆にExtra 300Lは易しすぎて、尾輪式飛行機の基礎技術がなくても飛行できてしまうほど。このCitabriaなら、エンジン始動や地上移動の基本から、強風下での離着陸も、限界性能を求めて安心して多くのことを学んでいただけます。



AeroDynamic Aviation  Monterey http://www.aerodynamicaviation.com/about/mry/




1975年型 Bellanca 7KCAB Citabria

7KCABはFixed Pitch Propellerと150HPのPowerplantの組み合わせと、背面飛行装備も装備する曲技飛行機です。機体単価は、$112/時、パラシュートを含めると$117/時となっています。

ここMonterey空港では、Citabriaで訓練を行える教官は2人が在籍していらしゃいます。私も日程次第でご一緒できますので、どうぞご連絡ください。なお、Instruction Feeは飛行、座学共に$65/時、そしてKing City-Montereyの往復に$10をいただきます。




野外駐機のため、 外観はずいぶんと疲れてしまっていますが・・・




操縦席






横風成分約17KTSという状況の中、練習をがんばっていただけました。お疲れさまでした。




駐機場所の隣には、FedEx FeederのCessna C-208B、Super Cargo Masterが駐機していました。退職してからもう5年。ここMonterey空港で、曇り空を眺めながら荷物待ちをしていたことが最近のように思えます。




噂には聞いていましたが、防氷装置はTKS仕様になっていました。Icingに悩まされることも少なくなったことでしょう。




今夜もがんばって!




AeroDynamic AviationのMenterey Officeは、空港の南側です。Long Term Parkingの手前を右に曲がり、道を進んで行くと、上の写真の建物が見えるゲートに突き当たります。営業時間内はボタンを押すとオフィスに連絡でき、ゲートを開けていただけます。どうぞご利用ください。

2016年3月16日水曜日

Pitts S-2S 整備作業 8


ついに塗装です。同僚のKenさんに頼んで助けていただきました。昼の仕事もあってお疲れなのに、遅くまでありがとうございました。








塗装作業終了! 再び赤い機体になりました。




防塵が確実なところではないので、少しごみが付着してしまいました。でも、この飛行機は観賞用ではありません。曲技飛行競技を戦う飛行機です。




隙間から塗料が入り込むことを心配していましたが、大丈夫でした。




計器盤にも塗料の付着はありません。




埃の痕、その1。後できれいにしてあげましょう。




自動車の仕上がりとは比べられませんが、この種の飛行機には十分な仕上がりです。




全てのカバーを取りました。GOOD!




これでさらに先に作業を進められます。塗装したパネルの取り付けを行います。




今日の作業のお供。「FILDEN」というお土産のチョコレート。 




おいしい。






Dimplingを行ったからか、穴が大きくなっていて苦労しました。反省。




気にはなりませんが、経年変化のためか、新しいところは少し色が明るいです。




GOOD!




こちらは胴体下側のパネルです。




少し形が合わず、隙間が開いてしまいました。でも下側で見えないところですし、これでも十分です。



胴体の白と紺の線はラッピングで仕上げます。まだ改修作業と組み上げがありますが、出張のために作業は中断です。まだ続きます。

2016年3月9日水曜日

Piper J-3 Cub



Tutima Academy of Aviation Safetyで訓練に用いる飛行機は、Pitts S-2B、S-2C、Extra 300L、T-6、これら4種4機です。Team OracleのAir Show用には、メインのOracle Challenger III、予備のChallenger II、荷物運び&写真撮影用のPiper Seneca II、スポンサーライドに用いるOracleのスポンサーロゴの入ったExtra 300L。そういえば、ボスの個人所有機のPiper J-3 「Cub」とYoung Eaglesの飛行で使っているCessna 152もありました。

冬にOracle Challenger IIIの分解整備を行うと、格納庫の空きがなくなるため、必要に応じてこれらの飛行機を頻繁に移動することになります。彼らも忙しく作業しているため、急な予定変更もよくあります。




今日はExtra 300Lで訓練です。と思ったら、Piper J-3 Cubのフェリーの指示です。




J-3 Cubは非常に簡素な飛行機で、電気系統はなく、セルフスターターはありません。整備士のホゼさんにお願いして、Hand Propでエンジン始動します。私の初めての尾輪式飛行機もJ-3でしたが、始動で苦労することもあり、ここ数年は少し遠慮するようになりました。




予定が詰まっているため、すぐに離陸。向かい風を避けて高度2,500 - 3,000 ft MSLで飛行します。




速度計は70 - 75 MPHあたりを指していますが、向かい風のためか、フリーウェイを走るトラックとほぼ同じ速度です。60 MPHくらい?




今年はずいぶん雨が降ったと思いましたが、川は干上がったままです。川辺の木々は緑にならず、完全に枯れてしまったようです。




空気は乾燥していますが、それでもCarburetor Heat(気化器に暖かい空気を与えて、着氷を防止したり、取り除く設備)を定期的に操作して、状況を確認します。




先ほどのトラックを少し追い越すことができました。町中で曲線があると飛行機が有利です。




少し機内を見渡します。ハンドヘルドの無線機が装備されていますが、送信の出力は不十分で、空港の5 Milesほどまで近づかないと送信できません。ストレスが溜まります。




かかとで操作するヒールブレーキは慣れても苦労します。




操縦席左側のスロットルレバー。




後部の荷物入れ。




のんびりとした空の散歩ももうすぐ終わりです。目的地のSalinas空港が見えてきました。回転数を2000 RPMに維持したまま降下を開始します。




Before Landing Check!私はCubやCitabriaなどの場合、左から右へ、フローで行います。
Ignition, BOTH…




Fuel Shutoff Valve, OPEN




Carburetor Heat, HOT
そして、Seat Beltを確認して、Before Landing Checkが完了です。




滑走路26への着陸を指示されました。




King CityからSalinasまで0.9時間。燃料消費は4 Gallons/時間、乗用車よりも多いです。それでいて、速度はトラックと同程度、積載量はオートバイと変わりません。




去年までは木製のプロペラが装備されていましたが、古くなったために金属製に交換しました。雰囲気は木製が最高でした。




ベンチュリ。ジャイロ計器用の負圧を発生させます。




少々大きすぎるRunnderとElevator。形は好きなのですが、特にRudder Authorityが強すぎて、他機種から乗り換えるとついOver Controlになってしまいます。




今日の仕事は終わりました。飛行機の作業を再開します。




仕上げはこんなところでしょう。来週は飛行機の塗装です。