Tutima Academy of Aviation Safetyで訓練に用いる飛行機は、Pitts S-2B、S-2C、Extra 300L、T-6、これら4種4機です。Team OracleのAir Show用には、メインのOracle Challenger III、予備のChallenger II、荷物運び&写真撮影用のPiper Seneca II、スポンサーライドに用いるOracleのスポンサーロゴの入ったExtra 300L。そういえば、ボスの個人所有機のPiper J-3 「Cub」とYoung Eaglesの飛行で使っているCessna 152もありました。
冬にOracle Challenger IIIの分解整備を行うと、格納庫の空きがなくなるため、必要に応じてこれらの飛行機を頻繁に移動することになります。彼らも忙しく作業しているため、急な予定変更もよくあります。
今日はExtra 300Lで訓練です。と思ったら、Piper J-3 Cubのフェリーの指示です。
J-3 Cubは非常に簡素な飛行機で、電気系統はなく、セルフスターターはありません。整備士のホゼさんにお願いして、Hand Propでエンジン始動します。私の初めての尾輪式飛行機もJ-3でしたが、始動で苦労することもあり、ここ数年は少し遠慮するようになりました。
予定が詰まっているため、すぐに離陸。向かい風を避けて高度2,500 - 3,000 ft MSLで飛行します。
速度計は70 - 75 MPHあたりを指していますが、向かい風のためか、フリーウェイを走るトラックとほぼ同じ速度です。60 MPHくらい?
今年はずいぶん雨が降ったと思いましたが、川は干上がったままです。川辺の木々は緑にならず、完全に枯れてしまったようです。
空気は乾燥していますが、それでもCarburetor Heat(気化器に暖かい空気を与えて、着氷を防止したり、取り除く設備)を定期的に操作して、状況を確認します。
先ほどのトラックを少し追い越すことができました。町中で曲線があると飛行機が有利です。
少し機内を見渡します。ハンドヘルドの無線機が装備されていますが、送信の出力は不十分で、空港の5 Milesほどまで近づかないと送信できません。ストレスが溜まります。
かかとで操作するヒールブレーキは慣れても苦労します。
操縦席左側のスロットルレバー。
後部の荷物入れ。
のんびりとした空の散歩ももうすぐ終わりです。目的地のSalinas空港が見えてきました。回転数を2000 RPMに維持したまま降下を開始します。
Before Landing Check!私はCubやCitabriaなどの場合、左から右へ、フローで行います。
Ignition, BOTH…
Fuel Shutoff Valve, OPEN
Carburetor Heat, HOT
そして、Seat Beltを確認して、Before Landing Checkが完了です。
滑走路26への着陸を指示されました。
King CityからSalinasまで0.9時間。燃料消費は4 Gallons/時間、乗用車よりも多いです。それでいて、速度はトラックと同程度、積載量はオートバイと変わりません。
去年までは木製のプロペラが装備されていましたが、古くなったために金属製に交換しました。雰囲気は木製が最高でした。
ベンチュリ。ジャイロ計器用の負圧を発生させます。
少々大きすぎるRunnderとElevator。形は好きなのですが、特にRudder Authorityが強すぎて、他機種から乗り換えるとついOver Controlになってしまいます。
今日の仕事は終わりました。飛行機の作業を再開します。
仕上げはこんなところでしょう。来週は飛行機の塗装です。
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