この言葉は、3月15日北海道の日高山脈で、モーターグライダーの墜落事故で亡くなった(発見は3月18日)加藤隆士さんが大切にしていた言葉だそうです。
残念ながら、私は生前加藤さんにお会いすることはできませんでしたが、この言葉は我々の進むべき道を示しているように思います。
正直なところ、明後日のことは私にも判りません。
しかし、明日は必ず飛びます。
そして、おそらくその翌日も飛ぶことでしょう。
残った人々と力を合わせ、加藤さんの遺志を受け継いで、「明日も飛ぶ」ことを合言葉に、前に進んで行こうと思います。
ご冥福をお祈りします。
加藤隆士さんのBlog
http://takashikato.blog64.fc2.com/
夕食に近所の日本食レストランにとんかつを食べに行きました。
これで明日のSAC(Statement of Aerobatics Competency)の試験は合格間違いなしです。
アメリカでAirshowの飛行を行うには、ICAS(International Council of Air Shows)が管理するACE(Aerobatic Competency Evaluation)というプログラムに参加し、SACを取得する必要があります。
故Rock岩崎さんや、WP Aerobatic Competiton Teamの内海さんが取得している資格で、私もようやく挑戦することになりました。
本来なら1月下旬の段階で試験を受ける予定でしたが、CanopyやPropellerの問題で先延ばしになってしまいました。
小雨の降る中離陸して、目的地のPine Mountain Lake空港へ向かいます。
私の試験官はWayne Handley氏です。
http://www.waynehandley.com/
Pine Mountain Lake空港。
標高2933ft(約893m)。空が近いです。
1月の段階ですでに座学と口述試験が終えられているので、試験官と打ち合わせの後離陸です。
今回の試験で飛行する内容はこちら。
Positioningなど、まだ改良の余地があります。
ACEの飛行中の映像。
試験官は崖の上で飛行を見て、そこから500ftを最低高度とします。
このように谷間で飛べば、対地高度を稼ぐことができるのですね。
時々、試験官のいる場所が判らなくなってしまいましたが、無事に試験を終えることができました。
飛行後のLoad Meter(G Meter)。
左と右の針が飛行中の最大の荷重を示しています。
個人的に、+6G/-4G未満での飛行を目標にしています。
競技飛行で10点満点の飛行を。
こんな目標がない限り、飛行機や自分自身に不必要な負荷をかけることはありません。
負荷が少なければ飛行機の安全性を保てますし、体への負担が少なければ余力を安全確保や飛行精度に宛がうことができます。
この点に関しては合格です。
そして記念撮影。
Wayneさん、忙しい中ありがとうございました。
2 件のコメント:
お疲れ様です。
-3.5g ~ +5.5g上手くやりますね。
私の場合、+2gでも腕が重たくて・・・・
でもPine Mountain LakeとはPittsなら余裕でしょうけど、
C-172なら恐い所かも知れませんね。
自動車で行くのは楽しいだろうけど
夏場には飛行機では行きたく無い様な。
PowerUP Toyが届きました。
難しいです。
飛ばないです。
しかも、下水口直撃。
その時に限ってエンジンが取れる。
手の届かない所で水面が波打ってる。
昨夜はトンカツを食べるべきだったかなぁ。
CFI-Japanさん
無事に終えられてほっとしています。
途中には雨雲もあり、また初めての空港、現地での練習はなし。
緊張しました。
現地にはC-172も見えましたが、性能の低下は劇的でしょうね。
着陸時の対地速度は明らかに速く、標高の高さを感じました。
RCではないので、PowerUp Toyは難しいだろうなと思いました。
例の映像のように旋回し続けるようになるといいですね。
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