月曜日の朝。今日から訓練にいらっしゃる方がお見えになりません。連絡もつかず、残念ながらNo show。突然2週間の暇ができましたが、さてどうしましょう。
いいタイミングで、曲技飛行仲間のJimさんが主宰する、「Corvallis Acro Camp」のお誘いがやってきました。今週はこれに参加して、さらに翌週のワシントン州イフラタ空港の曲技飛行競技会「Apple Cup」にも参加できるのではないでしょうか。いい案です。
CA州とOR州の堺ではいつも雨雲で覆われているのかと思わされるほど、毎回天気が悪いです。雲は高すぎて上を行くことは断念。雨雲を避けて、経路上の着陸できる空港を確認しながら先へ進みます。
コルバリス空港到着。雨雲が多く、ずいぶんと迂回させられましたが、燃料はまだ余裕がありました。隣のSuper DecathlonはDaveさん。雨雲の下を飛行したそうですが、大変な雨だったそうです。
アクロキャンプ1日目。CA州ほどではありませんが、コルバリスも夏は雨が少なくなるそうです。今週は雨雲が多く、様子を見ながらのアクロキャンプになりそうです。
準備していると、西側から雨雲がやってきました。まだ飛んでもいませんが、仕方なく格納庫に避難します。
夏らしい空が嬉しいです。去年のチェコのWGAC/WAGACを思い出します。周囲は牧草地が広がり、ヨーロッパのような景色が広がります。
<動画> Aerobatic Training Camp in Corvallis
4-minute freestyleの研究中。いい意見が得られました。
次はSuper DecathlonでSafety Pilotです。飛行の基本を教えてくれる、とてもいい飛行機です。
コルバリス空港には日本人の方が経営する飛行学校、小野アビエイションがあります。忙しく訓練をしていらっしゃいました。
Aerobatic Boxは空港の敷地上空にあります。仲間との練習や、緊急時にとても助かります。
とても有意義な3日間でした。6月上旬の競技会でどうして点数が低かったのか、その理由がよくわかりました。こうした訓練を定期的に行えるようにしたいものです。
Jimさんの格納庫。Extra 330LXとフェラーリ。すごい。
コルバリスの町。Oregon State Universityのコルバリス校があります。町もとてもきれいで住みやすそうです。
2013年にKing Cityに来て、3年が過ぎました。そろそろ別の町を探してみようと思います。ここコルバリスも候補です。
翌週の競技会「Apple Cup」に参戦する予定でしたが、どうもStarterの様子がよくありません。1週間前ころから始動が徐々に弱くなり、このアクロキャンプ中も、数秒の始動ですぐに電圧不足になります。
Starterが原因なのか、しかしStarterの切れが悪いことからSolenoidかもしれません。いや、S/Wか?それともWireを太くする必要があるのかも?ここで修理することも考えましたが、大事になることを心配して、今回は帰って修理することにしました。
今回の移動ではDynon社製のPocket EFISを使ってみました。購入して2年、使うこともなく置き去りになっていました。GPS Baseの対地速度と高度が表示され、なかなか便利です。
Mt. シャスタ。ここは数日前は大雨だったところです。平和です。
帰ってからStarter Solenoidを交換したところ、問題が全て解決しました。力強い始動に頼もしさを感じます。
作動の度にSolenoid内部に火花が飛ぶため、もう寿命だったのでしょう。この機会に、StarterとBatteryのSolenoidを保護する目的にDiodeを取り付けました。
こちらはBattery側。オレンジ色のブーツに隠れてしまっていますが、黒い被服を施したDiodeを取り付けました。部品の選定には、曲技飛行仲間の谷川さんにお知恵をいただきました。ありがとうございました。
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