2015年7月19日日曜日

2015 ポーランド曲技飛行選手権 2


 時々低い雲が流れてきますが、雨の予報もなく、風も穏やか。今日は忙しくなりそうです。




Solo Foxを搬出する皆さん。酒井さんも見えます。がんばってください。




始まって早々に低い雲が増えてきました。競技中断です。




Cloud Checkに揚るExtra。あと1時間くらいは中断が続きそうです。


仕方がないので、時間つぶしをします。


忙しく飛び回るハチの皆さん。おいしいですか?




マリファナ。たくさん自生していました。




お願い達成!(なめこ栽培キット)




普通の原木が完成です。




何を探しているのだろう・・・? 




ここの砂利は別の場所から運ばれてきたもののようですが・・・。 




・・・5.56mm BTHP?

まれにこのような円錐形の石を見つけることがあります。




「どうだ、すごいのが見つかったぞ!」

褐色のガラスの、まるで銃弾のような形をしています。




なんと、落雷の熱で砂が溶け、ガラス状に固まった石だそうです。初めて知りました。





こんな石がたくさん見つかるとは、ポーランドとは恐ろしいところです。




無事に競技も再開され、競技正立となりました。




そして閉会式です。
Torun飛行場長のヤヌスさん(左)、選手権責任者のユーレック(中)さん。 




Glider部門のUnlimited Categoryの優勝者は昨年度のWGAC優勝者のマチェックさんでした。本当にきれいな飛行でした。おめでとうございます。



Power Aerobaticsとの違いに戸惑い、途中で投げ出してしまったGlider Aerobatics。1週間の滞在中に酒井さんとお話をしていて、私も諦めずに挑戦してみようかと思い始めました。まずは、来年の春にポーランドに訓練に来て、自身の技量と可能性を見極めてみます。

2015年7月15日水曜日

2015 ポーランド曲技飛行選手権 1




7月3日から10日間、ポーランドの曲技飛行国内選手権でGrading Judgeを行ってきました。例年は、PowerとGliderで2箇所で分かれて行われるそうですが、今年は両方の同時開催だそうです。




行き先は去年と同じTorun(トルン、コペルニクスの生誕地です)。古い町並みがとてもきれいです。




宿に荷物を置いたら食事へ。好物のZurek(ズ-レック?ポーランド料理のスープ)おいしいです。




Pierogi(ピエロギ、ポーランド風ギョウザ)、茹でたものと焼いたものの両方があるところもギョウザと同じです。






明日からは選手権ですが、「予定は?」と聞いても「I don't know.」しか返ってきません。宿の手配もできていませんでしたし、これがポーランドなのですね。私も少し慣れてきました。




選手権1日目。風が強く待機中。天気はいいので、散歩に出かけます。




マーカー発見。大きさがバラバラ・・・。足りないところはスプレーで補正すれば大丈夫です。




MDM-1 Foxの単座型、Solo Fox。今回の酒井さんの搭乗機です。




参加者数の関係からか、Power部門はAdvancedのみのようです。こちらはExtra社の最新鋭機、Extra 330SC。

主翼や水平尾翼の翼型、Rudderの平面型など、見慣れたExtra 300Lとはずいぶんと異なります。330HPの最大出力に加え、Aileronの中立位置も判りやすく、Aileron RollやSnap Rollなどが楽に行え、そして瞬時に停止できるそうです。

世界チャンピオン生産機としての性能は素晴らしいと思いますが、これがスポーツでしょうか?・・・と、疑問に思いつつ、私のS-2Sも新たなプロペラに交換する予定です。推力向上が楽しみ。




今年もこのバスが移動に活躍します。運転手はChief Judgeのマチェックさん。




西側のJudge Lineに移動。椅子の向きも調整して準備完了です。




曳航機のYAKとSolo Fox






開発中の競技機のBox内の位置を記録するシステムの試験が行われていました。Boundary Judgeを省略できますが、まだ信頼性と価格が問題のようです。




選手権はのんびりと時間をかけて行われます。ただ今、シャボン玉大会開催中。






参加したい・・・




IACではAssistant JudgeがSequenceを読み上げ、Recorderが記録を行う3人体制で行われますが、世界選手権ではAssistantは記録係を兼ね、Judgeが1人でSequenceの確認とJudgingを行います。そのような伝統があるためか、ポーランドの国内選手権も同様の2人体制です。工夫次第なのでしょうが、Gliderはともかく、Powerの飛行を1人で採点を行うのは大変です。




次はGlider部門の競技飛行です。しかし、雨は降ったり止んだり。きれいな虹は撮影できました。




Power AdvancedはKnown、Free、Unknownの3回を飛行でき、これで完了となりました。しかし、GliderはUnlimitedとAdvancedのどちらもKnownだけです。あと2日でどうなるのだろう・・・。部外者の私が不安になっていますが、気にしないことがポーランド流なのでしょう。

気にしない、気にしない。また明日。

2015年7月5日日曜日

月がきれいです


Iさんの滞在中は私の粗末な手料理が続いていましたが、最終日はピザにチーズのフライ、そしてサラダです。ビールもおいしいです。




そして、次は・・・




Iさんにカキを蒸していただきました。確か、店以外で、アメリカでカキを食べるのは初めてです。とてもおいしかったです。




BGM代わりに、曲技飛行のビデオや飛行機映画を流していました。さて、これは何の映画でしょう?正解の方には私自作の9x19mmを50発進呈します。現地渡しとなりますので、正解者はKing Cityまでどうぞ。




問題は数多くありますが、ぜひ日本での曲技飛行訓練の再開を目指しましょう。微力ながら、私もお手伝いさせて頂きます。

2015年7月1日水曜日

King Cityへよこうそ


今週は曲技飛行競技の大先輩、Iさんが日本からいらっしゃいました。ようこそ、King Cityへ。




久しぶりの曲技飛行を満喫されたIさん。まだ飛び足りない様子ですね。




ここ数年の間、冬の間の降水不足で深刻な水不足となっているCA州。気候の変化があるのか、今日は珍しく雷雨になりました。降水量はごくわずかでしたが、雨の音がうれしいです。




整備士の方たちが、スポンサーであるドイツの時計会社「Tutima」の看板を塗り替えてくれました。






明日の訓練を最後にIさんは日本へ帰ります。楽しい1週間でした。そして、私はSFO(San Francisco国際空港)からポーランドへ行き、現地でPolish National Aerobatic ChampionshipsのJudge活動です。今年はPowerとGliderの両方の飛行が設けられるそうで、昨年以上に賑やかになることでしょう。

2015年6月21日日曜日

the second brewing

Redfox Airshows 1st Aerobatic Demonstration Flight (ground view)

〈動画〉 Redfox Airshows 1st Aerobatic Demonstration Flight (ground view)

私が思い描いていた飛行とは大きく異なる内容には本当にがっかりさせられますが、次回への課題もよく判ります。撮影してくださったKasaharaさん、ありがとうございました。



アメリカとカナダでAir Showの飛行をするには、SAC(Statement of Aerobatic Competency)Cardと呼ばれる証明が必要となり、定期的な更新が求められます。内容は、3回転のSpinsとRecovery、背面飛行、背面での180度旋回を左右に2回、その他基礎的な曲技飛行に加え、Air ShowのRoutineをACE(Aerobatic Competency Evaluator)の前で、最低高度を下回らずに安全に行うというものです。

例えば、Commercial Pilotの訓練でChandelleやLazy Eightを練習して、Stick and Rudderの技量を向上を求めているのかと思えば、しかし実際は単に数字を追いかけるだけという子供だましな内容なことに似て、これでPerformerの技量確認とするとは大いに疑問です

Stall&Spin Recoveryや旋回が安全できることなど、Performerはもちろん、一般の飛行士でも必須の技量です。多数の観客の前で、冷静さを保ちながら安全に飛行を行うには、長い年月を経て得られる真の意味での技量が必要です。到底ACE(この場合はAerobatic Competency Evaluationの意)に合格しただけで可能なものではありません。

5月のAOPA Fly-Inでは、本来Air ShowではないFly-InでAir Show用のShow Lineを用いたため、Show Lineの中心と観客席が一致していませんでした。(注: 不満ではありません。先輩方から事前に情報は得ていましたし、関係者の皆様には大いに感謝しています。)

上の画像からも判るとおり、Boxの最も西側(画面右側)で飛行してようやく観客席の前まで来れる位置関係。およそ3000ft X 1000ftという狭さと、西側はくさび型の変形Box。現地での練習飛行は無し。情報よりも低い雲高(2800ft VS 2300ft)。Serface Wind 15KTSの風で常に流される飛行機。

場当たり的にManeuverを変更し、可能な限りPositioningを調整し、まあまあの内容で無事に飛行を終えましたが、SAC Cardを得たばかりの経験も技量も少ない曲技飛行士が、この状況でどれだけの安全性を保てるのでしょうか。

「背面姿勢が怖い」、「失速系が苦手」という言語道断なPerformerを排除できるという点で、ACE Programは効果を発揮しているものの、僅かな労力でSAC Cardが得られ、大勢の観客の前で低高度での飛行が可能になることには大いに疑問を感じます。

こんな提案が通るとは思いませんが、もしHigh Performance Aerobaticsの内容でAir Showの飛行を行うなら、少なくとも3年間、年に数回の曲技飛行競技会に参加し、Pittsなら少なくともAdvanced、ExtraならUnlimitedの飛行を安定して行える技術を得て、初めてACEの受験資格が得られるようにするべきではないでしょうか。毎日の練習飛行、約10-15回の競技参戦で得られる経験は膨大で、Air Show会場でも大いに役立つはずです。

いずれは日本でもAir Show Performerのガイドラインが求められることでしょう。ACE Systemの丸写しではなく、より現実的な内容で管理ができるようにしていただけたらと思います。

2015年6月12日金曜日

Redfox Airshows 1st Aerobatic Demonstration Flight




先月16日、地元Salinas空港で催された「AOPA Fly-In Salinas」において、Redfox Airshowsの初Aerobatic Demonstration Flightを行うことができました。










準備をしてくださったAOPA Fly-Inの関係者、現地でボランティアとしてイベントを支えてくださった多くの方々、そして私の飛行を支えてくださったボスや同僚、仲間たち。この場を借りてお礼を申し上げます。




〈動画〉 Redfox Airshows 1st Aerobatic Demonstration Flight



ご覧になっていただいた皆様、ありがとうございました。次回の飛行は10月3日、Livermore空港での「Annual Airport Open House & Air Show」です。現地でお会いしましょう。