先週訪れたEphrata空港は、第2次大戦中はB-17爆撃機の訓練所として使われた空港だったそうで、ビルディング内に当時の写真や記念のプレートなどの展示がなされていました。小さな部屋ですが、展示品も多く楽しめます。
資料展示室 入り口
兵士の奥さんへの気持ちが赤い字で書かれています。家族を思う気持ちは国が違っても同じです。
Ephrata空港 撮影 1947年3月22日
第483爆撃隊
結成 1943年9月22日 ワシントン州イフラタ アーミー エア ベース
解散 1945年9月25日 イタリア ピサ
基地ではWAC(Women's Army Corps)として女性も多く従事し、運転手、事務員、メカニック、図書館職員、無線係などに就いたそうです。
“基地には2000人の兵士がいたけれど、そのうち女性はわずか100人だけ。一晩で10人とデートすることだってできたのかも。私はここイフラタで夫と出会って、そして幸せに結婚した。”
B-17の胴体下部の銃座は、敵弾に晒される危険な場所と聞いていましたが、これほどとは。銃座は機内からは隔離され、行き来はできなかったそうです。氷点下の厳しい寒さの中、長い作戦飛行を行うのは過酷な環境だったはずです。
いろいろなところに映画「Always」(1989年 スピルバーグ監督作品)のポスターがあるのはなぜ?資料によると、作品内のいくつかのシーンがここEphrata空港でも撮影されたそうです。山間地のコロラド辺りで撮影されたかと思っていましたが、意外でした。
Ephrata空港にはこの形の格納庫がたくさんあります。おそらく、第2次大戦中からの古い建物なのでしょう。まだまだ現役で活躍しています。
次に映画を見るときに確認してみよう。
Always (1989)
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