問題点その7。Oil Pressureが不安定。どのような状況かと言いますと・・・。
始動直後 85 PSI (600 RPM、80度F)
暖気運転中 90 PSI (1,200 RPM、80 - 85度F)
Runup時 90 - 95 PSI (1,700 RPM、100 - 120度F)
上昇中 90 PSI → 65 PSIへ減少 (2,500 RPM、140度F - 170度F)
曲技飛行中 50 - 60 PSI (2,700 RPM、170度F - 200 F)
降下時 65 - 75 PSI (2,200 RPM、180度F)
着陸後 27 PSI (500 RPM、180度F)
始動直後と飛行中のOil Pressureの差が大きく気になります。ほぼ許容範囲内ですが、飛行中は少なくとも65 - 70 PSIは欲しいものです。さらに気になるのは、着陸後の27 PSIという数字。聞くと、同じLyCon社のEngineはこのような問題が多いそうで、他の仲間も苦労しているようです。CrankshaftなどのBearingのClearanceが過大で、内部漏れでも起こしているのでしょうか。Oil Pressureで神経質になるのは過去のトラウマか?
再びEngine Oilを抜き、今度はGravity Valve(Three Way Valve)のReseatingを行います。これが問題とも思えませんが、想定できる要因は一つ一つ解決していきます。
取り外した内部部品。金属球が2つ入っていて、重力の方向(正または負)でEngine Oilの流れを切り替えます。傷もなく、内部の状況もよいようですが、念のためにReseatingを行い、内部漏れの可能性を消去します。
関係ありませんが、Oil Dip Stickにちょっとした加工をしました。
Engine Oilが新しく、まだ色が薄いとき、量が見辛いことが多くあります。Dip Stickの表面を軽くSand Blastをかけて艶消し状態にし、光り具合で判るようになりました。
試験飛行を行ったところ、背面飛行でのOil Pressureが多少向上し、Reseatingの効果が見られました。ですが、根本的なところで解決が見られません。あまり期待もできませんが、Oil Pressure Relief Valveの部品を交換して様子を見ようと思います。
たった3週間でしたが、競技会後そのまま格納庫に置き去りにされて、飛行機は埃だらけです。ワックスをかけてきれいにしてあげましょう。
写真ではあまり判りませんが、表面の艶もなくなり、色にムラが見えます。遠くからは判りませんし、Fabricの張りも十分ですから、あと2年くらいはこのまま飛行もできることでしょう。いずれ、冬の間の一ヶ月くらいを目処に、上下の主翼を張替えする計画です。お手伝いをしてくださる方1-2名を募集です。
それでも、一応は飛行が可能な状態になりました。乗りやすい飛行機になったことで、飛ぶことが楽しくなりました。Freeも新たに作成し、4 minute freeの改良など、練習飛行を再開します。
1 件のコメント:
冬場であればお手伝い可能かと思います。
張替えの時はお知らせください。
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