2013年8月2日金曜日

ジャッジスクール 103-1

3. エアロバティック ボックス(競技空域)


曲技飛行競技は、3,280ft (1000m)四方の正方形で仕切られたエアロバティック ボックス(競技空域、以下ボックスと呼称)で行われます。上下の高度制限はカテゴリーによって異なり、これらを逸脱した競技者には、後述するペナルティが与えられます。

(今回の全日本曲技飛行競技会では、開催はパワー(飛行機)部門のみですので、グライダ(滑空機)は除外して説明します。 )

 地上にはボックスの境界を示す白いマーカーが四隅と中間に置かれ、上空を飛行する競技者からも識別できるようになっています。



アメリカ、カリフォルニア州、アップルバレー空港のボックス。
待機中に、上空4,000ft AGLの高度からボックスを見るとこのようになります。主翼に隠れてしまって、写真では7つしかマーカーが見えませんが、どこにあるか判るでしょうか?1000m四方の大きな空域も、上空からはこのように小さくなります。

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